木村拓哉主演「BG」続編の放送が決定『継続する意味を持たせないと他のシリーズ作品に失礼』
木村拓哉コメント
警護に関しては非常に完璧だけど、それ以外の恋愛や親子関係などでは発展途上。そんな“まだ完成されてない感”が島崎章の魅力だと、僕は感じています。
ただ、体を張って警護対象者を護る“現場主義者”という点ではブレていないものの、今回から会社に属したキャラクターではなくなることで、描く世界観の形態が多少変わってきている。
そこを自分なりにどう楽しみ、視聴者の皆さんにどう伝えていくか…。いろいろ考えながら、これから始まる現場での作業を心待ちにしているところです。
前回からご一緒している斎藤工さん、菜々緒さん、間宮祥太朗さんとは同じモチベーションでクランクインできると思いますし、空気もすぐに出来上がると思います。
特に、斎藤さんとは前回よりも間合い的に近い設定になりそうなので、現場でもご一緒する機会が増えると思いますし、そこも今から楽しみですね。
また、新たなストーリーを構築していく上で必要なダークサイドを仲村トオルさんが演じてくれるのは心強いですし、新キャストの皆さんを含めてのセッションを楽しんでいきたいです。
テレビ朝日さんにはシリーズ化されているドラマがたくさんありますが、その継続スタンスや努力、チームワーク、残されてきた結果と比べると、「BG」はまだまだ赤子のようなもの。しっかりとした内容や世界観を作って、継続する意味を持たせないと他のシリーズ作品に失礼だと思うんです。
そんなこともあって実は今回、僕のわがままで脚本の井上由美子さん、プロデューサーの皆さん、そして斎藤さんや間宮さんにも同席していただき、台本の準備稿をもとに各々の考えや疑問点を全部吐き出すセッションをさせていただきました。
そこでみんなの意見が整理整頓され、「しっかり煮詰まったな!」と感じる決定稿が出来上がりました。あとは現場に立つのみ。
現場でもキャスト、スタッフ一丸となって取り組み、「BG」の新しいストーリーと新しい形態をしっかりと紡いでいきたいな、と思います。