ビビる大木、アフレコ収録は「夏休みの登校日みたいな感じ」<テレビ野郎ナナーナ>
4月16日から、アニメ「テレビ野郎ナナーナ 怪物クラーケンを追え!」(毎週木曜夜7:53-7:58、テレビ東京)の放送が始まる。
同作は、CGアニメクリエイター・ 文原聡が手がける短編アニメのシーズン3。貧乏テレビ局「テレビナナーナ」を舞台に、撮影クルーの探検をシュールに描いた短編コメディ。少ない制作費を知恵と体力、チームワークでカバーしながら、起死回生の高視聴率番組を制作しようと伝説の怪物・クラーケンの撮影に挑む。
熱血ディレクター・七岡の声をビビる大木、気弱で慎重なカメラマン・七森の声を温水洋一、ぼやきながらも雑務をこなすAD・七山の声をつぶやきシローが担当。
今回は、メインキャストを務める3人に本作の見どころなどを聞いた。
ナナーナの収録は“夏休みの登校日”
――まず、初めにシーズン3が決まった時の感想をお聞かせください
温水:「あるんだ」ですね。いつも「やるの?」って思います。
大木:確かにあるんだって、毎シーズン思いますね。
つぶやき:でも、3まで行くってよっぽどのことだよ(笑)。短いのかなって思ったら、同じ24話だし。
大木:なんでしょうね。うれしいんですけど、夏休みの登校日みたいな不思議な感じです。
――夏休みの登校日ですか?
大木:そう。あ、その日行かなきゃいけないんだみたいな。だから、現場も緩いです。みんなで緩く挑んで、緩い中でもきっちり仕事しています。
温水:正直に言うと、あんまりドラマみたいにセリフを覚えていかなくていいし。今日も緩くて、気持ちも楽ですね。
つぶやき:普通のアフレコは立ってやるんですけど、これは机があるからリラックスできるので、特別な現場ですね。
――他とは全然違うんですね
大木:やっぱり、力んで現場に行っちゃうと違うんですよ
温水:そうそう。最初はね、絵があったんです。だから、絵を見ながら尺を考えていたんですけど、最近はそれすらもないから(笑)。
つぶやき:監督がね、絵を間に合わせなくなっちゃったね(笑)。後で絵は付けるから、声をいっぱい頂戴って感じだよね
温水:監督がアドリブに合わせて、絵を後から作るのも好きみたいです
大木:声を先につけるっていうのは、アメリカスタイルです。それに、本番中にアドリブもだいぶ作っていますね。
つぶやき:だから、逆に作家料をもらわないといけないね(笑)。