長谷川博己主演の大河ドラマ「麒麟がくる」(毎週日曜夜8:00-8:45ほか、NHK総合ほか)に、オリジナルキャラクターで望月東庵(堺正章)の助手・駒として出演中の門脇麦。
大河ドラマへの出演は、主人公のめいを演じた「八重の桜」(2013年)に続いて2回目となる。
実はプライベートでも歴史好きだという“歴女”の門脇に、歴史上の人物にスポットを当てる大河ドラマへの思いを聞いた。
岡村隆史さんは目の付け所がすごく的確
――今回門脇さんが演じる“駒”、駒の父親代わりの望月東庵先生(堺)、共にドラマオリジナルのキャラクターですね。
駒は幼い頃に両親を戦争の火事でなくしている女の子、という設定です。堺さん演じる医師の望月東庵先生と一緒に住んでいます。東庵先生は師匠であり、きっと父親のような存在でもあり。
でもすごく賭け事が好きでお金を使ってしまいすぎる一面もあるので、ちゃんと監視をしなければいけない存在でもあり(笑)。
そんなこんなで駒はずっとプリプリしてるんですけど、毎回堺さんとのシーンは楽しいです。
――撮影現場はどんな雰囲気ですか?
私は、堺さんとのシーンと、あと農民・菊丸役の岡村隆史さんとのシーンが多いんですけど、3人ともオリジナルのキャラクターなんです。
なので、いつも堺さんは「われわれオリジナルキャラクターなので、ちゃんとしないといなくなってしまうので頑張りましょう」とおっしゃっていて(笑)。みんなで頑張ろうと言い合っています。
――岡村さんと共演されてみて、いかがですか?
岡村さんは、お芝居をしている時の感覚がユニークですごく面白いです。音とか間に対してもすごく敏感だし、ものすごくアイデアを持たれている方だと思います。そんなに意見をすごく言うということはないんですが、ここをこうしてみたらどうですかという一言が時々ポンと出てきて。
その一カ所を変えるだけでそのシーンがものすごく面白くなったり、そこの目の付け所がものすごく的確な…そんな印象を受けます。