こぶしファクトリーが開きたいお寿司屋さんは!? 広瀬彩海「エンガワ専門店」、浜浦彩乃「肉寿司専門店」<インタビュー前編>
都会の中心で寿司を握る!
全国屈指の人気スポット、住みたい街のトップとして名高い恵比寿駅から徒歩数分の場所にあるビルの2階では、「こぶしファクトリー」のメンバー5人が寿司職人に挑戦中。清潔感あふれるプロ使用の調理器具に囲まれ、包丁片手に、まな板の上の新鮮な魚に本気で挑んでいた。
わっ、こんなにすごいことやってるんだ!
――寿司職人の体験をする前とした後で心境の変化はありましたか?
広瀬彩海(以下、広瀬): 私はずっと「お寿司が好き、お寿司が好き」って言ってきたんです。家族みんな、お寿司が好きでよくお寿司屋さんに行くんですけど、正直、お寿司を作るのにこんなに手間暇をかけているとは知りませんでした。今日は日本の伝統的な食文化に触れることができ、それを受け継いできた職人さんの技は改めてすごいなぁと感じることができました。
浜浦彩乃(以下、浜浦):私はもともと魚が苦手で、触るのも無理かと思っていたんですが、切り身になったら平気でした。それでなんだか安心しました。その後、酢飯とお味噌汁を作りましたが、そのお味噌汁の出汁の取り方がプロで(笑)。沸騰する前に昆布を取り出すんです。そういうところまでこだわっているところがすごいなと思いました。お味噌汁は美味しかったです。
和田桜子(以下、和田):魚をさばいたことがなかったので、魚を食べるまでにいろんな工程があるんだと改めて知ることができました。個人的には三枚おろしがすごく難しいと思いました。みんなで役割分担して作っていく中で、私は穴子を担当したんですけど、もう苦戦して「穴子大変かも」って心が折れかけました。でも、最後までちゃんとやってふっくら美味しく出来たのが嬉しかったです。
野村みな美(以下、野村):実は、私は最近になってお寿司を食べるようになったんです。その前は海鮮が苦手で。苦手な理由としては臭みがあったり、磯の匂いが好きじゃなかったんです。でも最近、それが好きになって少しお寿司に興味が湧き始めた頃だったので、今回の体験がお寿司をより知るきっかけになりました。わっ、こんなにすごいテクニックがあるんだなってびっくりしました。普通に切るだけ、炙るだけだと思っていたんですけど、それ以外にもあることが分かり、お寿司の世界をもっと知りたいなと思いました。
井上玲音(以下、井上):お寿司は好きなんですが、魚に触るっていうのがちょっと苦手で、最初は少し抵抗があったんです。でも自分が思っていたよりも普通に触れたし、次第に作業にも慣れてきて最後は楽しくなってしまいました(笑)。とにかく職人さんの作業が早くて、びっくりしました。私たちが普段食べているお寿司って、すぐに出てくるじゃないですか。こうして体験してみて改めてそれってすごいなって思ったんですよ。今度からお寿司屋さんに行った時には作っている姿を見るのも楽しめます。