700歳の大賢者を演じる注目の女優、桑江咲菜が舞台『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS THE MUSICAL』の魅力を語る!<Interview>
ーーこれまでに『ファイナル ファンタジー』シリーズはプレイしたことがありますか?
それがないんです。もちろんFFが国民的なゲームであることは知っていたんですけど、私自身がゲームをほとんどやらずに大人になったタイプなので。
ーーそうなんですね。では今回の『FFBE』がFF初プレイですか?
はい。今まさに絶賛プレイ中なんですけど、「これが皆さんが愛してやまないFFか!」と、改めて作品の魅力を感じているところですね。
ーー実際にプレイしてみて、どんなところが魅力だと感じましたか?
いちばんグッときたのは音楽とストーリーですね。FFシリーズはいつもいろいろなドラマが詰まっていると思うんですが、『FFBE』でも”絆”や”愛”といったテーマが取り上げられていて、そこは本当にグッと刺さりました。
ーーとくに印象に残っている場面などはありますか?
ニコルの弟がとあるセリフを言うシーンには、完全に涙腺が崩壊しました。まだゲームではそこまで到達していないんですけど、舞台の台本で先に読んで号泣して。その後、通し稽古を見て、そこでもまたけっこうな涙の量が出ちゃいました(笑)。私は出てないシーンなんですけど、本番になったらどうなっちゃうのか、今から怖いです。
ーー桑江さん演じるサクラは700歳の大賢者というキャラクターです。役づくりはかなり大変そうですね。
最初は「700年生きるってどんな感じだろう?」って一生懸命に想像しようとしたんですけど、やっぱり想像できなくて、そこは諦めました(笑)。ただサクラは明確な意志や信念を持っていて、はっきりと守りたいものがあるキャラクターなので、そこは年齢とは関係なくとても演じやすいなと思っています。
ーー本作は「ミュージカル」ですから、もちろん桑江さんも歌うんですよね?
そうなんです。じつは私、ちゃんとしたミュージカルって初めてで、そこは日々勉強中ですね。歌詞がセリフと同じ意味を持つので、お芝居をしつつ歌って、動いてと、考えることがいっぱいなんですけど、稽古をすればするほどどんどんと仕上がっていく感覚はあるので、自分でも楽しみつつ、周りのキャストさんたちから吸収していっています。
2007年デビュー。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』(真咲なつめ役)、
『牙狼〈GARO〉』シリーズ(リュメ役)などの実写作品に出演する傍ら、
『舞台・文豪ストレイドッグス』(泉鏡花役)、
『Fate/Grand Order THE STAGE -絶対魔獣戦線バビロニア-』(アナ役)、
『舞台・K-RETURN OF KINGS- 』(櫛名アンナ役)など、舞台にも多数出演している
(作品紹介1)
「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL
3月12日(木)19時〜(ニコニコ生放送にて配信)
<キャスト・スタッフ>
原作:『FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS』(株式会社スクウェア・エニックス)
脚本・演出:松崎史也
阿部顕嵐 仲田博喜 七木奏音 青野紗穂 法月康平 岡田亮輔 桑江咲菜 小嶋紗里
主催:「FINAL FANTASY BRAVE EXVIUS」THE MUSICAL製作委員会
(ネルケプランニング/スクウェア・エニックス)
<STORY>
クリスタルの力によって守られたスタルを破壊しようとする六人のヴェリアスとの戦いに挑んでいく。