三田寛子、30年ぶりのフジ連ドラ出演で「浦島太郎の気分です(笑)」<アライブ>

2020/03/12 06:00 配信

ドラマ

三田寛子、佐津川愛美が「アライブ がん専門医のカルテ」最終回で、絆の強い母娘を演じる(C)フジテレビ

松下奈緒が主演を務め、3月19日(木)に放送される木曜劇場「アライブ がん専門医のカルテ」(毎週木曜夜10:00-10:54、フジテレビ系)最終話に、三田寛子佐津川愛美が出演することが決定。絆の強い母娘を演じる2人が、見どころなどを語った。

三田寛子、佐津川愛美が演じる母娘の姿が心を熱くする


本作は、内科の中でも腫瘍内科(メディカル・オンコロジー)というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く“メディカル・ヒューマン・ストーリー”。

「男と女 二ューヨーク恋物語II」(1990年)以来、30年ぶりにフジテレビ連続ドラマに出演する三田は、ステージIIIの食道がん患者・橘千寿子(たちばな ちづこ)役。そして、佐津川は千寿子が女手一つで育ててきた娘・橘麗奈(たちばな れな)を演じる。

千寿子は、心(松下)から抗がん剤治療の効果が見られ、手術ができる状態になったと説明を受けたものの、「手術を遅らせてほしい」と言い出す。その理由を、女手一つで育てた娘の結婚式に出席したいためと明かすが、心は「手術は早めにやったほうがいい」と助言。

「離婚してから仕事一筋で、迷惑ばかり掛けてきたので、結婚式だけは予定通り挙げさせてやりたい」と、強い意志を示す千寿子。一方、麗奈は「自分の結婚式よりも母の命が大切なので、手術は予定通りやってほしい」と心に訴える。

娘の幸せを何よりも願う母親を演じる三田。初共演となる佐津川と演じる、母ひとり、子ひとりで支え合って生きてきた母娘が共に病を乗り越えようとする姿は、視聴者の心を熱くする。

また、阿久津(木下ほうか)から国立がん医療センターへの移籍の話を持ち掛けられた心。腫瘍内科における最先端の環境で研究や治療ができるチャンスだが、最高のパートナーである薫(木村佳乃)から離れる決断ができず悩んでいた。

かけがえのない存在だからこそ言い出せない、それぞれの思いが交差する最終話となる。