『僕だけが17歳の世界で』主演・佐野勇斗、高校時代は「一生の友達に出会えました。でも女の子との思い出はないです(笑)」
生涯の友達に出会えた高校時代
――今17歳に戻れるとしたら、戻りたいですか?
「正直に言うと…どちらでもいいです(笑)。戻れるなら戻ってもいいし、戻れなかったら別にそれでもいい。それぐらい過去に何も後悔がないんです。もうちょっと勉強しておけばよかったなっていうのはありますけどね。17歳の高校2年生のうちからやっておけば高3のときにあんなに苦労しなくても良かったし、いろんな人に迷惑を掛けなくても済んだのにって。でも、あのときにその道をたどっていなかったら今の僕はないわけで。今の僕が変わってしまうのは嫌なんです。だから『戻りなさい』って言われたら、そっくりそのまま同じ道をたどると思います」
――そう言い切れるくらいに充実していたし、仲のいい友達がいるってことですよね。
「そうですね。高校生時代に今でも集まって遊ぶ一生の友達だなって思える人に、いっぱい出会えました。本当に楽しい思い出しかないもんなぁ。そういう意味でも僕は本当に恵まれていましたね」
――中でも一番青春だったなと思う思い出は?
「なんだろう? いっぱいありすぎますね(笑)。文化祭や運動会なども思い出深いし、何かしら問題を起こしていたからなぁ…いや悪い意味じゃないですよ!?(笑) 話題になることをよくしていたというか。高校3年生のときは、最後にクラスでダンスの出し物をするというのが恒例行事で。そこで僕はクラスの40人全員に振り付けをして、しかも自分のグループの曲をチョイスして踊りました(笑)。あとは仲のいい友達と自転車で一緒に夕陽を眺めながら帰って、いろいろな話をするなど、そういう思い出もたくさんありますね。数え上げたら切りがないです。どれも忘れられないものばかり。…ただ、女の子との思い出だけはマジでないです!(笑)」