有村架純は突然訪れた休日、通称“撮休”をどう過ごすか? そんな一風変わったテーマで描かれるオムニバスドラマ「有村架純の撮休」が、3月20日(金・祝)よりWOWOWプライムで放送される。
本人役で主演の有村架純と、全8話のうち2話で監督を務めた是枝裕和にインタビューを行い、お互いの印象と撮影しての感触を聞いた。
――有村さんはこれが初めての是枝作品となりますよね?
有村「でも声のお仕事まで含めたら、5、6年前に朗読の収録にお呼びいただいたことがありましたよね?」
是枝「そうそう。作詞家の松本隆さんの活動45周年記念企画の一環で、多くの俳優さんに歌詞を朗読してもらったんです」
有村「それからかなり経ちましたけども、今回ようやく映像のお仕事でご一緒できて、とても嬉しいです」
是枝「僕もその時からいつかご一緒したいとは思っていたんです」
――有村さんは、是枝作品に対してどんな印象をお持ちでしたか?
有村「いろいろな作品を拝見して、日常を丁寧に切り取られる監督さんだなと感じていました。あと役者に芝居をさせないというか、芝居をしている感じがまったくない印象があって、不思議に思ってもいました。今回自分がその中に入ってみて、改めてそう感じました。役者側が出すものを尊重してくださるので、お芝居をしている感覚がなくなっていくんですね」
是枝「有村さんのお芝居は、僕が何か言う必要なんてないんです。それができる女優さんだと思っていましたし、実際にその通りでした」
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