――芸人が女性芸能人に自ら考案したデートをする様子を、同じ芸人として観察した心境を教えてください。
矢部:「頑張れ!」の一心ですね。仕事場では会うけど、華やかな女性芸能人の方とデートすることなんて免疫がないでしょうから、「頑張れ!」という気持ちで見ていました。
岡村:僕は「ええなぁ~、こんなデートええなぁ~!」と(笑)。視聴者の皆さんは自分のデートを思い出しながら見られるだろうなと思います。僕の場合は、本当にそんなにデートをしたことがないので、うらやましいなと思いながら見ていました。
――デートを見る前と後で印象が変わった芸人は?
矢部:小峠かな。“自分はこんなんです!”と堂々として、積極的なタイプで意外でした。最後の最後まで驚かされました。
岡村:小峠、かっこよかったです。行動をとれるかとれないかで、チャンスをつかめるか逃すかという場面で、小峠はスマートにできていました。
――スタジオの“ご意見番”の3名の女性からは厳しい意見もありましたが?
矢部:女性からは細かいところ見られているんだなと思いました。今回は友達で終わるのか、恋人に発展するのかが試されるデートだから余計に厳しかったとは思います。
岡村:岡部が「みな実ちゃん、寒がってるやん!コートを早くかけてあげて!」とか言われていて、僕自身が同じシチュエーションになったらちゃんと気がつけるかな、と怖くなりましたね(笑)。
矢部:でも、微妙ですよ。岡部は行き先が室内だし、すぐ着きます!という気持ちだったと思うんです。僕が同じシチュエーションでも岡部と同じ行動をとってしまうと思います。
岡村:20、30分だったらコートをかけてあげるべきだと思うんですけど、1、2分のところをかけていいのかどうかは迷いますよね。男もいろいろ考えているんです…。
矢部:女性たちの意見を聞くと、自分の過去のデートを思い返して恥ずかしくなります(笑)。たぶん女性に対しての気遣いは何もできていなかったですね。
岡村:ちゃんとエスコートできるかできないかで男が判断されるのかと…。
――視聴者の方へ見どころなどメッセージをお願いします。
矢部:皆さんが自分のデートを思い出すと思うんです。“あ、こんなことできていなかったな”と、男は恥ずかしくなると思います。あと、芸人さんの頑張りを是非見ていただきたいです。手をつないだりひとつのものを一緒に食べたり、芸人さんが頑張る瞬間を見逃さないで下さい。
岡村:「きゃーきゃー」言いながら見て下さい(笑)。いつか女芸人さんとイケメン芸能人という企画もやってほしいですね。女性芸人さんは大変と聞きますから、夢を見させてあげてほしいという思いがあります。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)