吉田鋼太郎が織田裕二と対立する“危険な男”に「ただの悪役ではないように思います」<SUITS/スーツ2>
吉田鋼太郎のコメント
――「SUITS/スーツ2」の出演が決まった時の率直な感想を教えてください。
まずは、織田裕二さんと鈴木保奈美さんと共演できるということが、とてもうれしいなと思いました。
“SUITS/スーツ”は、本国で大変な人気を誇るシリーズが原作で、それを完全になぞらず、日本版としてオリジナリティーを出しているので、大変やりがいを感じております!
――「好きな人がいること」(2016年、フジテレビ系)以来、4年ぶりの“月9”出演については?
“月9”っていう枠は、いろんな視聴者がとても期待していたり、楽しみにしていたりする特別な意味を持っている枠だと思います。
僕の中でもそうで、舞台ばかりやっていた頃、“月9”というのは憧れがありました。初めて出演させていただいた4年前の時もすごく光栄でしたし、今回も“また出れるんだ!”っていうワクワク感があります。
――今回の自身の役の印象については?
本国のドラマでは、悪役という印象がものすごく強い役だと解釈しましたが、織田さんの話を聞いたり、台本を読むことで、もう少しひねりの加わった、ただの悪役ではないように思います。
いわゆる、ただのステレオタイプの悪役っていうのはあまり面白くないので、さらにやりがいを感じています。
上杉には上杉の理由や事情があるというところが、台本には大変詳しく書いてあるし、何よりも織田さんが本当に熱心な方で、現場でいろいろな説明をして下さるので、聞けば聞くほど深い役だなと思います。
――織田さんの印象について教えてください。
初めて共演させて頂きますが、織田さんは本当にいい意味で“芝居バカ”といいますか、芝居に対して、俳優をやることに対して、ものすごく熱心な印象があります。
こんなにもお芝居に対して、熱心で前向きな人には、あまりお目にかからないです。
――番組を楽しみにしている視聴者に向けメッセージをお願いします。
人間ドラマとして、とても見応えのあるドラマです。演者同士の掛け合いや何気ない描写などさまざまな箇所に謎が隠されていて、深くいろんなことが読み取れるドラマになっております。
そのことをより視聴者の皆様に感じてもらえるように、織田さんをはじめ、皆さんがすごく深く台本を読み込み、すごく真面目に芝居をしています。
画面に見えてくるものは、軽やかなユーモアだったり、ステキな空間だったりですが、とても真面目に作り上げていくドラマで見応えがあると思います。ぜひ楽しみにして下さい!