長濱ねるは「すごく大きな存在」
――そんな3年間を振り返る中で、長濱ねるさん(欅坂46・けやき坂46兼任から2017年9月に欅坂46専任に。2019年7月、欅坂46を卒業)の存在は大きかったと思います。
佐々木:全てを教えてくれた感じがします。私たちにとって一つ先輩で、ながる(長濱)の一つ先輩が欅坂46さん。ねるちゃんがすごく優しくしてくれて、けやき坂46にとって長女みたいな存在。一つ先輩というよりは、もうちょっと近い存在だったので、礼儀やあいさつ、全てを教えていただきました。
なので、私たちも二期生が入ってきた時、ねるちゃんから教えてもらったことをそのまま伝えたりしたし、そういうところを教えてもらって良かったなって思います。
齊藤:ながるがいなかったらけやき坂46はないので、すごく大きな存在です。
潮:ねるちゃんがいなかったらけやき坂46はなかったし、けやき坂46がなかったら日向坂46もなかったので、やっぱりねるちゃんはそれぐらい大きな存在です。本当に優しくて、今の雰囲気があるのもねるちゃんがいたからなのかなって思ったりしますね。
最初の壁を壊してくれて、すごく活動しやすい環境を作ってくれたのも、ねるちゃんのおかげだなって思います。
――日向坂46は「絆の強さ」という印象があります。その辺りも長濱さんから受け継がれたことなのでしょうか?
潮:それはあると思います。でも、その後もいろんなことがあって、グループとして先が見えないとか真っ暗という状況だったんですね。なので、みんなで支え合ってこの状況を乗り越えようみたいな、一つ一つ向き合っていったのが、こうやって助け合えるグループになったのかなとは思います。
佐々木:私たちはオーディションでSHOWROOM審査というのがあったんです。みんな知らない人なのに、合格してから早く仲良くなることができて。そういう子が集まったのかなというのもありますが、仲良くなるのは早かったです。
それに、活動が始まってからは家族よりも長くメンバーと一緒にいるので、ぶつかったりすることもちょっとはありましたけど、今では気を使わずにいられるメンバーという感じです。
齊藤:オーディションでSHOWROOM審査というのが、私たちの時点で前代未聞のことだったと思うんです。オーディションでは全員がライバルのはずなのに、SHOWROOM審査となると「みんなで頑張りましょう」という雰囲気が生まれて。それがあったから、私たちはこういうグループになれたんじゃないかなって、今でも思います。
もし、SHOWROOM審査のない普通のオーディションだったらどうなっていたんだろう?ってくらい、あの審査が大きくて、そこで絆が生まれていたんだと思いますね。
――予告映像の中で、「日向坂で会いましょう」(毎週日曜深夜1:05-1:35、テレビ東京ほか)で共演されているオードリー・若林正恭さんが「日向坂46は雑草魂がある」と発言されていました。
潮:目の前にあることに全力で取り組むというところは、おっしゃっていただいた“雑草魂”につながる部分かなと思います。
――他に日向坂46の特徴を教えてください。
佐々木:メンバー同士で助け合っているなとは思います。やっぱり、それぞれ得意なこと、不得意なことがあるので。そこでも絆が生まれていると思うし、人数が多いグループだからこそ、そこも強みだなとも思います。
2020年公開予定
出演=日向坂46
監督=竹中優介
HPアドレス=https://hinatazaka46-documentary.com
(C)2020 映画「3年目のデビュー」製作委員会
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