――モーニング娘。のツアーをよくご覧になっているとのことですが、今のモーニング娘。’20の印象はどうですか?
田中れいな:すごく楽しくて、元気をもらえるグループですね! 私の中でモーニング娘。は3つあって、「加入前のモーニング娘。」「加入してからのモーニング娘。」「卒業してからのモーニング娘。」なんです。最初は後藤真希さん推しで大ファンになって、加入してからもグループは好きだったけど、その一員として“頑張る”だったから、感情がまた違うんですよ。卒業して、今はまたファンに戻って見ています。
――見ていて、特に目を惹かれるメンバーはいますか?
田中:私、推しがいるわけでなく、モーニング娘。という“箱”が好きなんですよ。箱って、ファンみたいだけど(笑)。だから特定の一人より、セット、ダンス、フォーメーション、衣装、そういう全体を見て楽しんでいるんです。
――俯瞰(ふかん)視点なんですね。
田中:メンバーそれぞれのことは、バックスクリーンでちゃんと見ていますよ。私はサービス映像と言っているんですが、顔アップで抜かれるアレです。「誰が一番抜かれてるかな~」って。抜かれる瞬間というのは自分の見せ場だし、アピールチャンスなんですよ。
特に私は“サービス映像命”だと思っていて、どこで抜かれるか、5、6台あるカメラの位置をリハーサル時点ですべてチェックして、「ここはカメラ見すぎだから、ちょっと横顔にしとこ」とか、そういうのを全部考えていたんです。
私、最近のモーニング娘。の流行りをなんとなく分かっていて、「横からの斜め下見る!」みたいなのにみんなハマっているんだな、今はセクシー路線なのかなって。…違います?
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)