<ハイパーハードボイルドグルメリポート>フィリピンのスラム街の子供たちが笑顔で話す「幸せ」の意味
続いて、マニラ郊外のウリンガン地区で、ゴミを燃やして炭を作る“炭焼き村”を取材。村では、燃やす際に生じる有害物質により、その他の地域で暮らす人よりも早く命を落とすと言われている。
そんな中出会ったのは、幼い二人の弟を養うために働く14歳の少年。小さな体で大きな廃材を集め、「楽しい」と笑顔で黙々と仕事をこなす。そんな少年の様子に小籔は、驚きのあまり言葉が出ず、ただただ首を横に振っていた。無邪気な少年は、「日本でも炭作ってる?どうやっているんだろう?」と興味津々。そして、「日本に行ってみたいな~ラーメン食べたい!」「将来はシェフになりたいんだ」と夢を明かすのだった。
小藪は、「(収録を通して)おかれている環境が、幸せか不幸かは自分のとらえ方次第なんやなと思いました」とコメント。厳しい表情で、「改めてこの番組は学ぶことが多い番組です。でも、答えが分からない番組でもあります。ずっと自分に問いかけてます」と語る。そして「これは忘れてはいけない光景。日本の子供らに見せるべき番組ですね。学校とかで見せて、作文書いた方がいいと思う」と声高に主張した。
4月1日(水)深夜0時12分~0時58分
テレビ東京