ジャルジャル、全国ツアー中止を受けて二大“還元”企画を実施中! 第7世代ブームも気にせず邁進する二人の“コント道”<インタビュー>
「何でもいいからテレビに出たいです」という時期は、もう過ぎたんかなと / 後藤
――では、お二人のこれからの展望を教えてください。
福徳秀介:正直、僕らのでっかい目標としては、2020年に単独ライブの動員数を2万人にする、というのがあったんですよね。
後藤淳平:この目標を決めたのは、4年ぐらい前なんです。4年後には日本を代表するようなコメディアンになろう、と。それを目指してやってきたんですけど、ちょっと計算が狂いましたね(笑)。
福徳:まぁでも、目標は高いほうがいいので。とにかく、これからも面白いネタを作り続ける、それしかないのかなって。
後藤:うん。YouTubeとかJARTも含めて、ネタの見せ方だったり表現の仕方だったり、みんなの力を借りて、どんどん新しいことをやっていけたらなと思います。
――テレビのお仕事については?
後藤:僕らはネタをやって、それを見てもらうということを基本にしているので、そのスタイルに当てはまる企画があれば、ぜひ出させていただきたいです。ただ、「何でもいいからテレビに出たいです」という時期は、もう過ぎたんかなとは思いますね。
――コント番組が少なくなったと言われて久しいですしね。
後藤:あ、コント番組はぜひやりたいです。
福徳:やりたいですね~。
――ただ一方で、お笑い第7世代と言われる若手の中にも、コントを愛する芸人さんが増えてきている気もします。お二人は、若手コント師たちをどんな風に見ていますか?
福徳:いやもう、単純に面白いです。
後藤:うん、面白い。今の時代、昔のコント番組も新しい芸人のコントも、YouTubeとかですぐ見られるじゃないですか。そこでみんなが、他とは違う笑いをやろうとしてるわけやから、バリエーションが増えてくるのは当然ですよね。
――若手の台頭に対する危機感はありますか?
後藤:それはまったくないです。僕らは単独ライブとか、YouTubeやネタサロンっていう自分たちの居場所があって、そこで十分、好きなことを自由にやらせてもらっているので。
福徳:逆にもし、そういう場所がなかったら、フラストレーションが溜まって、テレビ見ながら「何がおもろいねん、こいつ」って、トゲトゲしてたかもしれないですけど(笑)、今はほんまに、自分たちのペースでやりたいことができているので。心穏やかな日々を過ごしてます(笑)。
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