――2月上旬のクランクインから今までの撮影の中で印象に残っているエピソードは?
織田:クレー射撃やプライベートジェット等、普段ドラマにはなかなか登場しない場所での撮影に興奮している監督が少年のようで面白かったです。
中島:2月のロケは寒かったのですが、織田さんだけ寒くなさそうな普通の顔をしていて、やっぱり“熱い男”だなと思いました(笑)。
新木:中空きに全員そろって前室でみんなでご飯を食べました。なんだかファミリー感があって、すてきだなぁと思いました!
中村:昼休憩のときみんな自分の楽屋に帰らず、同じ部屋で一緒にお昼ご飯を食べたことです。
小手:今回も相変わらず織田裕二さん演じる甲斐と口げんかばかりしているんですが、シーズン2に入ってからの織田さんは、休憩中“お前には絶対負けないからな”とやたら絡んでくるようになりました(笑)。休憩中ずっと一緒に即興芝居をしていた前シーズンとまた違った関係性に突入したと思われますが、おかげさまで“ややこしい間柄感”は飛躍的に向上しております。
吉田:なにせ初参加で作品の細部まで読み込めていない自分に対し、織田さんが現場で顔を合わせる度に、親切丁寧にこの作品のテーマと行間を説明してくれました。本当にこの作品を愛していらっしゃるのだなと感動しました。
鈴木:2話で、上杉とチカが笑顔で壮絶な皮肉の応酬をするというシーンがあるのですが、吉田さんの迫力に負けないよう、必死で食い下がりました。カットがかかった瞬間、間に挟まれて見ていた甲斐先生がバカウケしていて、これはうれしかったなあ。
――自粛ムードが高まるなか、テレビの前で初回放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。
織田:コロナウイルスにより撮影ができないという、生まれてはじめての事態に私も歯がゆい思いですが、誰ひとり欠けることなく、この作品を作るには今は我慢するしかありません。また皆が楽しく撮影に集中できる日がくるのを心待ちにしています。
中島:シーズン1よりもクールさ、おしゃれさ、豪華さなどすべてにおいてパワーアップしているのが、みんなの表情や映像から伝わってくると思います!
僕は1年半ボストンに行っていたという経歴を経て、シーズン2に帰ってくるのでどこか成長したところを見せられればと思います。また、相変わらずの幸村・上杉法律事務所の小競り合いや意地の張り合いなど人間味のある共感しやすいシーンや、かっこいい男たちがスーツを着て頑張って働いているシーンに憧れを抱けるドラマになっています。ぜひ、ご自宅で「SUITS/スーツ2」を見て下さい!
新木:新しくレギュラーキャストとして加わった最強の敵・上杉を筆頭にたくさんの豪華なゲストの方々が出演する第1話、お家時間が充実した時間になること間違いなしだと思います!
中村:2月から始まった撮影で、やっと皆さんにお披露目できること本当に楽しみです。お家にいる時間が増える中で「SUITS/スーツ2」を見て少しでも元気になっていただけたらうれしいです!
小手:クランクインが早かったこともあり、何とか予定通り第1話をお届けすることができます。キャスト・スタッフ一同、万全の態勢で挑み、絶対に面白いという確信と共に作り出した自信作です。そして最後まで自信作であり続けるつもりで、この事態を乗り切ります!
皆さま方には、とにかく楽しんで頂けたら幸いです。ご期待ください! Don't miss it !
吉田:「SUITS/スーツ2」、さらにパワーアップして帰って来ました! 幸村・上杉法律事務所の上杉が初めて登場します。織田さん演じる甲斐の敏腕ぶりもさることながら、このチームを上杉がどうかき回していくのかもどうぞお楽しみに!
鈴木:わたしたちは誰かの病気を治すことも、マスクや呼吸器を作ることも、食糧を届けることもできません。この仕事をする意味はなんなのだろうと途方にくれるときもあります。
それでも、月曜夜9時からの1時間(初回は90分)、テレビの前で嫌なことをちょっぴり忘れていただくことができるなら、続きをみるために1週間頑張ろうと思っていただけるのなら、それこそが我々に与えられた役割であり、喜びです。どうぞリラックスして、時にツッコミなど入れながら、ご覧ください。
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