<試写室>“令和なのに昭和な”ドラマ「浦安鉄筋家族」水野美紀の華麗なアクションに脱帽
順子を見ていると、毎日大変なんだろうなと考えてしまう。めちゃくちゃな大鉄、思春期真っ盛りの桜(岸井ゆきの)、無邪気な小鉄(斎藤汰鷹)、現代版「飲む・打つ・買う」の三拍子がそろった晴郎(本多力)、ぼんやりしている金鉄(坂田利夫)。こんなにハチャメチャな家族をよくまとめられているなと、感心してしまう。
第2話では、そんな順子の心のオアシスとも言える末っ子・裕太が発熱し、順子は急いで病院へ向かう。しかし、道すがらさまざまな障害が立ちふさがる。その障害に対して、順子がさまざまなアクションで突破するのだ。
そのアクションの華麗なこと。飛び蹴り、裏拳、平手、ヘッドバットなどなど…。もちろん、プロレス技も。水野さんの身のこなしの軽さに脱帽し、あまりのかっこよさにしびれた。
さらに、坂田利夫師匠との関西弁の掛け合いや、おちゃめでかわいいシーンもあり、水野さんの魅力があふれる回に仕上がっている。
そして、今回も心が温まる家族愛に感動。エマージェンシーモードの順子を心配した大沢木一家が勢ぞろいし、みんなで協力し、病院まで案内するそのさまにグッときた。後半の家族で助け合う姿に、思わず私の目には光るものが…。
「浦安鉄筋家族」は“2発目”も期待を裏切らない。
文=たかし
毎週金曜夜0:12-0:52ほか
テレビ東京系にて放送
【HP】https://www.tv-tokyo.co.jp/urayasu/
【Twitter】@tx_urayasu
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