櫻井孝宏×西山宏太朗×杉田智和×鈴木達央×下野紘、豪華キャストで贈る“ど天然上司コメディー”!<インタビュー前編>
この作品におけるかわいい担当の下野君
――(笑)。ご自身が演じられたキャラクターについて、演じる上で気を付けた点や意識された点などがありましたら教えてください。
櫻井:(キャラクターは)収録しながら組み立てていきました。CMは印象的なシーンがピックアップされているものだったんですけど、今回のドラマCDでじっくりと時間をかけて形作ることができました。
たくさんキャラクターがいるので会話の中で自然と出来上がっていきましたね。とにかく、楽しくやろうという思いでいました。
西山:桃瀬にとって(白崎)主任は救世主なので、主任の優しさを受けての愛情を出せたらいいなって思いつつ、つっこみや自分の中のモノローグなどが小さくならないように気を付けましたね。
(キャラクターの)幅の中で大きく大きく(表現)できたらいいなと思いながらやりました。楽しかったです。
下野:そうですね。かわいいって何でしょうね(笑)? 0歳の子猫なので、かわいいってどうしたらいいものかな? と思いつつ、とはいえ普通にモノローグとかで喋っているので、自分の中の最大限の幼さを出せるよう頑張りたいなと思いつつ、ずっとかわいいってなんだろうなって考えながら演じてました。かわいいっていうのをこれからも考え続けていきたいなって思います(笑)。
杉田:ネガティブな発言が多い青山ですけど、それを何かが至らないからとか、できないことへの言い訳にはならないよう、あくまで、(青山は)精神的な傾向として後ろ向きな性格だという所を意識して演じました。
青山自身、無能ではないんですよね。”かまってちゃん”ではあるけど。ふとした場面で、部下の成長の瞬間に立ち会っていたり、そのきっかけになっていたり…(そういう場面を)見つけた時に、彼の良さがすごく表れていて、嬉しかったです。
(青山は)39歳ということで、自分と同い年なんですけど、39歳の世の中の平均をあまり信用していないというか、なによりこの作品におけるかわいい担当の下野君が同い年なので…。
下野:そうですね(笑)。俺もね、青山課長の年齢を見て驚がくしたよね。あ…、同級生なんだ…って(笑)。
杉田:(青山は)前は家庭があって、持ち家もあって…という設定で。焦って買っちゃったのかな? 離婚すると思ってなかったのかな?
下野:いずれ描かれるんじゃない(笑)?
杉田:たぶんね。子どもいたのかな? とか。
鈴木:あー、そこ大事ですね。
下野:あれ? 急に重くなったよ(笑)。
――(笑)。では、鈴木さんいかがでしょうか?
鈴木:やっぱり音声ドラマとして聞いていただくので、ちょっとしたキャラクターの動きが見えたらいいなと思いましたね。
金城は、相手を気遣うというか、よく誰かをのぞき込むようなアクションだったり、発言にも聞き耳を立てて、ちゃんと「ここにいますよー」っていうのをアピールするようなところも多いので、そういったアクションが見えるようなセリフ回しにはしたいなーと。
そういうところには気を付けつつ、それプラス(金城は)いろんなことにちゃんと目が向いてるし、気が向くし、そういう周りへの配慮みたいなところがうまく空気感で出たらいいなと思いながら、演じましたね。
桃瀬役の宏太朗との合わせ台詞も多かったので、お互いにそういったところも含めて、ほんわかした空気を作っていく要因のひとつだったのかなーと思っています。
https://thetv.jp/news/detail/230591/
ドラマCD「新しい上司はど天然」
4月21日(火)発売 4000円(税抜) フロンティアワークス
コミックス「新しい上司はど天然」第二巻
5月20日(水)発売 815円(税抜) 秋田書店