JFA・田嶋会長、新型コロナウイルスでの入院生活について告白

2020/04/19 11:56 配信

芸能一般

日本サッカー協会(JFA)・田嶋幸三会長(右)が単独オンライン取材で新型コロナウイルスでの入院生活について語った(C)テレビ朝日

入院生活についても言及


一方で、18日間にも及んだ入院生活については「毎日、私の部屋に看護師や医師、清掃の方がいらっしゃるわけだが、そのたびに防護服を捨てて手を消毒してという作業をされて、防護服は本当に足りないなと。私が入院した3月中旬から退院するまでの間に『防護服が足りない』と看護師さんが言っていた。

日に日にベッドが埋まっていき、バタバタしている様子で、3月中旬から4月頭までに新型コロナ感染の状況が大きく変わったと肌で感じた」と、医療現場についてもコメント。

さらに、退院後も「やはり偏見だとかいろいろなことがあるのは事実だなと。これは新しいウイルスで、分からないことが多いのは当然だと思う」と告白。

田嶋会長は「患者であった私だけに対することではなく、医療従事者の方々に対してもそういうものがあるのはすごく残念。こういうことが続いていくことで、『隠蔽しよう』『PCR検査を受けないようにしよう』という風潮になることを心配している。最前線で闘っている医療従事者たちを、みんなでしっかりケアしていくこともしなければいけない」と話す。

最後に、「今、誰がかかってもおかしくない状況になっている。世界や日本で多くの人が亡くなっていることを考えると、みんなが自主的に自粛し、新型コロナウイルスを駆逐していかなければならない。

国民として自粛に協力し、1日でも早くウイルスとの闘いに勝ちたい。1人でも死者を出さないように努力したい。みんなで協力しましょう」と、危機感を持つことの重要性を力強く訴えた。

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