現在21歳、同じ学年のITSUKIとNARITOは、高校卒業と同時に地元から上京。まだ出会っていない2人は、出身地こそ違うが、「歌手になる」という同じ夢を抱いていた。
ITSUKI「中学2年生の時から地元のボーカルスクールやダンススクールに通っていて、その時から『歌手になる』と決めていました。高校では1人で札幌のライブハウスに出演し、ブラックミュージックやR&B、ファンクなどを歌っていて。
もともと洋楽好きで、1970年代、80年代のブラックミュージックをよく聞いていたので、一番影響を受けたアーティストはブルーノ・マーズさん。ファンクが好きなのもその影響です」
NARITO「小さい頃から歌が大好きで。歌手になるという夢を持ったのは、親戚みんなでカラオケに行った時に褒められたことがきっかけで。音楽をしっかり勉強したいと思い、音楽の専門学校への進学を決めました。
僕が影響を受けたのは、DREAMS COME TRUEさん。幼稚園の送り迎えの車の中で、『未来予想図II』をよく聞いていて、それが歌を好きになったきっかけ。他にaikoさんなど、女性ボーカルのアーティストが多かったですね」
同じ専門学校のボーカル科へ進学。学校のイベント出演のために一緒に歌ったことが、2人がデュオを結成するきっかけになったという。
ITSUKI「初めて一緒に歌った時に直感で声が合うと感じて。NARITOとだったら大きなステージに立てるというビジョンが見え、僕から声をかけました。NARITOの何も汚れていないキレイな声に、自分の声がすごく合ったんです。こんなに声質が合ったのは初めてでしたね。ビビっときて、運命だと思いました(笑)」
NARITO「僕はその時、正直驚いていました(笑)。ITSUKIは中学生の時からずっと音楽をしていたけど、僕は音楽を始めて間もない頃。『まさか声をかけてもらえるとは』という衝撃が大きくて、今でも印象に残っていますね。本当にうれしかったです」
ITSUKI「NARITOの声は、ハイトーンで、純粋で真っすぐ相手の心に響くんです。特にバラードを歌うときには、語り掛けるような優しい声が際立ち、すごく魅力的です」
NARITO「ITSUKIの歌は、声が太くて、すごく安定感があります。コーラスも、僕の歌に合わせていろんな声を出してくれる。人にはできないような多種多様なものを持っていて。そこはうらやましくもあり、誇らしい部分です。こうやって一緒に組めたのは、奇跡としか言えないですね」
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