介護で仕事をセーブしていた杉田かおる、地上波ドラマに約4年ぶり出演<警視庁・捜査一課長>
杉田かおるコメント
――地上波のドラマ出演は2016年7月放送の「水族館ガール」(NHK総合)以来、約4年ぶりですが、今回の撮影現場で感じたことは?
この「警視庁・捜査一課長2020」は“王道のドラマ”という感じで、すぐに現場を楽しむことができました。何かふるさとに帰ってきた感じで、皆さま、ブランクを超えて温かく迎えて下さって感謝しています。
――スーパーのクレーム処理係・九条菊子役を演じる上で、大切にされたところは?
第一線でキャリアを積んだ女性がトラブルに巻き込まれても一生懸命、乗り越えようとする姿に、少し自身の人生もだぶらせて役作りさせていただきました。
――本作では、素振りのシーンもありました。杉田さんは以前、トーク番組で「小学生時代は素振り300回が日課だった」とお話しされていましたが、久々の素振りの感触はいかがでしたか?
私自身、小学生の時、野球部に少し入っていまして、多分フォームはいいのではないかと思います(笑)。初めの台本より設定が入って、だいぶ肉付けされているのではないかと期待しています。
――主演・内藤剛志さんと久々に共演した感想は?
内藤さんと初めて共演させていただいたのは、今から40年ほど前になります。NHKの水曜時代劇「壬生の恋歌」という番組です。作品に対する情熱をいつも語っていらして、素晴らしい俳優さんだなぁと、その当時から思っていました。それは今も変わりなく、“ピン”が張れる数少ない俳優さんだと思います。
――久々のドラマ出演を楽しみにしている視聴者の皆さまにメッセージをお願いします。
子供の頃からマイペースにやってきましたが、五十代も半ばになり、当時憧れていた俳優さんたちと同年代の役を頂けるようになりました。ブランクを感じさせないよう、でも楽しみながら演じさせていただきました。おばちゃんになった杉田かおるも、どうぞ今後ともよろしくお願い致します。