「情熱大陸」に現代ショートショートの旗手・田丸雅智、教科書にも採用された創作術に迫る

2020/04/26 07:00 配信

芸能一般

田丸雅智が取り組む新刊の執筆シーンを取材(C)MBS

4月26日(日)放送の「情熱大陸」(毎週日曜夜11:00-11:30、TBS系)では、ショートショート作家・田丸雅智を紹介する。

1987年生まれの田丸は2011年に作家デビューし、シリーズ累計280万部を超えるショートショートのアンソロジー集「5分後に意外な結末」への作品提供を機に、その名を世に知らしめた。

ショートショートとは星新一作品などで知られる、「短くて」「不思議で」「印象的な結末がある」小説のこと。現代では田丸がその第一人者といわれる。

代表作「海酒」は田丸ファンの又吉直樹主演で短編映画化された他、「大根侍」は浜辺美波主演で「世にも奇妙な物語’19 雨の特別編」(フジテレビ系)の1作品として放送された。

今回、番組では小学生をターゲットにした新刊の執筆シーンを取材。自宅のリビングで愛猫の様子をうかがいながら、読み手がハッとするようなアイデアを練るユーモラスな姿が映し出される。

活動は執筆にとどまらず、参加者全員が90分で短い物語を作る「ショートショートの書き方講座」を全国各地で開催中。これまで2万人以上が受講し、取材期間中も少年院や海外の日本人学校などから依頼が舞い込む人気ぶりだ。

4月からは講座の内容が小学4年生の国語の教科書に採用されるなど、教育現場でも注目されている。

ショートショートの可能性を最大化すべく、日々空想を巡らせる田丸の多彩な活動を追う。