――先行無料配信が決まりましたが、現在の心境は?
藤原竜也:多くの方々に観ていただきたい、とてもかっこいい作品に仕上がったので、いち早く無料で配信されるのはうれしいですね。
映画の公開日は延期となってしまいましたが、ストーリー上はドラマ版から映画版に繋がっていく構成なので、全編通して楽しんでいただければと思います。
――ドラマ版第1話の見どころは?
竹内涼真:第1話にはこの物語の根幹となる要素の鷹野(藤原)と田岡(竹内)の出会いのシーンや、二人の絶妙なコンビ感、そして映画に負けない壮大なアクションが見どころです。
――先行無料配信のお薦め視聴方法を教えてください!
藤原:家族みんなで、ポップコーンを片手に映画館の気分で楽しんでもらうのはどうでしょうか? YouTubeにも上がるらしいので、友達に薦めて感想を言いあったりしてもらえたらうれしいですね!
竹内:ビールにフライドポテトをつまみながら見るのが最高だと思います。皆さんもぜひ楽しんでみてください。
表向きはアジアのニュース配信会社だが、裏では国家をまたにかけて暗躍する諜報組織「AN通信」。そのエージェントである鷹野一彦(藤原⻯也)は、新人の田岡亮一(竹内涼真)と共に、3年後に東京での開催が迫っている国際都市博覧会の建設現場に潜入していた。
都市博建設地の利権を巡っては、国内外でさまざまな謀略が動いており、AN通信は政界のフィクサー・中尊寺信孝(石橋蓮司)の依頼を受け、その情報戦に一役を買っていた。
だが、その建設現場が鷹野らの眼前で何者かによって爆破された。AN通信の上司・風間武(佐藤浩市)の指令を受け、鷹野と田岡は本格的に爆破事件の首謀者の調査を開始。
香港に潜入していた同僚エージェント・山下⻯二(市原隼人)の協力もあり見えてきたのは、中尊寺一派が元々計画していた建設地誘導工作を乗っ取ろうとたくらむ中国企業勢力と、その勢力に雇われている“ある男”の存在だった。
その“ある男”こそ、かつてAN通信に所属し、新人時代の鷹野のトレーナーにして相棒だった桜井修(安藤政信)。桜井は8年前、任務遂行中に鷹野の目の前で死んだはずだった。
一方、NPO団体職員・落合香(多部未華子)は、事件の裏に政界の陰謀を疑い、過去に因縁のある中尊寺の周辺を嗅ぎまわる。また事件とは無関係に思われたエリート二世議員・桐野研次郎(柿澤勇人)までもが、ある思惑をもって暗躍を始める。
やがて明らかになるのは、都市博開催を遥かに超える巨大利権の存在。それこそが、中尊寺や中国企業勢力が最終的に狙っていたものだった。
そこに“あの大国”までもが参戦し、事態は混沌を極めていく。果たして鷹野と田岡は、この乱戦を切り抜け諜報戦の“真の勝者”となれるのか。そして、鷹野と桜井の対決の行方は―。
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