日南響子が銃に翻弄される女に! 佐藤浩市、加藤雅也らを迎えた映画「銃」新作が公開
ストーリー
「昨日、私は拳銃を拾った。こんなに奇麗で、不機嫌そうなものを、私は他に知らない」。
深夜、東子(日南響子)は自分の後をつけてくる不穏なストーカー・富田(加藤雅也)から逃れるため、薄暗い雑居ビルに入る。流れ続ける水の音が気になり、トイレに入ると辺りは血に染まり、洗面台の水の中に拳銃が落ちていた。
拳銃を拾った東子は、電気が止められ、ゴミに溢れた部屋に一人戻る。拳銃を確認すると、中には弾丸が4つ入っていた。
自分を毛嫌いし、死んだ弟を溺愛し続ける母・瑞穂(友近)を精神科に見舞った後、東子はこの銃が誰のものだったのかが気になり、再び雑居ビルに行く。そこで見かけた不審な男・和成(佐藤浩市)の後をつけるが、逆に東子は和成に捕まってしまう。
事件が不意に起きる。隣の住人の親子がある男を殺害する。「早く撃ちたいよね。……これでいい?」東子は埋めるのを手伝った後、その死体に向かって拳銃を撃つ。
だが、拳銃の行方を探す刑事(吹越満)に、東子は追い詰められることになる。「また来る」刑事は去っていくが、何かがおかしい。
銃そのものに魅了された東子はさらに事件の真相に巻き込まれ、自らもその渦の中に入っていこうとする。東子の「過去」が暴発する。
2020年、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー
出演=日南響子、加藤雅也、友近、吹越満、佐藤浩市
企画・製作=奥山和由
原案=中村文則
監督=武正晴
脚本=中村文則・武正晴
公式サイト=https://thegunmovie.official-movie.com/
(C)吉本興業