中村俊介、天野ひろゆきとの“BL”シーンに「本当に僕のことが好きなんじゃないかな…」<隕石家族>
同性からの告白は「好いてくれれば『うれしいな』とも思うし、逆に『なんでやねん!』とも思う(笑)」
――第4話(5月2日放送)で、和彦(天野ひろゆき)から思いを告げられた片瀬。同性から告白される役は初めてでは?
中村俊介:初めてですね。最近はボーイズラブ的な作品も増えてきたけど、僕自身は演じた経験はないので。
撮影では、天野さんと“鎌倉デート”に行きましたよ。と言っても、片瀬的にはデートと思っていないんですけどね(笑)。普段なかなか観光なんてできないですし、天野さんと江ノ電に乗ることもできて楽しかったです。
第4話の、海辺での“告白”シーンでは、天野さんは完全に恋している目をされていて。撮影で天野さんの潤んだ瞳を見たとき、「本当に僕のことが好きなんじゃないかな…」って思っちゃうくらいでした(笑)。瞳をウルウルさせて、役として本当に片瀬を好きになってくれていて、「天野さん、さすがだなぁ」と思う瞬間でした。
告白された片瀬としては、いろんな気持ちが混ざっていますね。「なんかかわいいな」っていうのもあるし、やっぱり好いてくれれば「うれしいな」っていうのもあるし、逆に「なんでやねん!」っていうのもあるし(笑)。このドラマ自体が他と一線を画す作品なので、いろんなことが起こります。隕石の接近まで半年となったら、自分は本当に何をしたいのかを問い始めて、「実は俺…」「実は私…」みたいな思いが湧き起こってくるんでしょうね。
――久美子を演じる羽田美智子さんの印象は?
中村:羽田さんはいつも元気だし、いつも笑顔だし、感心しちゃう感じですね。一緒にいるだけでほんわかした雰囲気になるし、癒やされるというか、とっても素敵な人なんですよ。