北香那「ママ(羽田美智子)の愛と優しさで胸がいっぱいになって自然に涙があふれました」<隕石家族>
――「最近、羽田さんに似てきた」と言われていますね。
天野さんと松原さんから言われました。羽田さんから「親子で一緒にいると似てくるって言うから似てきたのかな」と言われ、あんなおきれいな方に似ているなんておこがましいと思ったのですが実はすごくうれしくて。
今は本当の家族みたいな気持ちになっているので「ママに似てるって言われた~」と一人でにやにやしちゃいました(笑)。
“家族”の話で言えば、顔合わせの時に「隕石(いんせき)が接近しているとしたら?」と聞かれて「普段ちまちま、お金を使っているので高い焼肉屋さんに行きたいです」と言ったら、羽田さんと天野さんが「今日行こう!」と言ってくれたんですけど、その日は行けなくて。
お二人はその後も「番組が終わったら、みんなで絶対会おうね」「その時は結月が食べたいって言っていた焼肉にしようよ。絶対行こうね!」と言ってくれているんですが、撮影中もなかなか行けてなくて…。いつか行きたいなと思っています!
――ドラマの中でナレーションも担当していますがいかがですか?
ドラマの中で色々な事が起きて、それを少し振り返ったような感じで冷静になって話すというナレーション作業は、以前やらせていただいた声優とは一味違うので、その点は監督さんがいろいろアドバイスをしてくださいました。自分がシーンを演じた上で、自分の事や家族の事を客観的に見て話すというのはすごく勉強になりました。
――門倉家のとっておきのエピソード教えてください。
先日、結月にとって大事なシーンの撮影があり、テストの段階でも家族みんながうるうるするような感動的な感じになって「よし、本番」とカメラを回したら、演じるうちに感情が高まったパパが「うっ、ぐっ」と嗚咽をし出して、それが「ぶひっ」ってなったんです。
それを聞いたママが吹き出し、みんなも笑い出したから私も思わず「笑わないでよ~」と言ってしまい、みんなで泣き笑いのようになりました。
実はそのシーンの前にママが「笑いながら泣く事ってすごく色んな人の心を動かせる術なんだよ」と言っていて、それが意図せず本番で起きるというその感じが「なんか門倉家っぽいなぁ」と思いました。そのシーンは第7話ですので、ぜひ楽しみにしていてください!
――最後に視聴者の皆さまへメッセージをお願いします。
相変わらずいろんな感情が行ったり来たりするような楽しいドラマになっています。結月にもいろんな心情の変化があり、ちょっと大人になり始めている時なので、注目して見ていただけたらうれしいです。残り3話、最後まで見てください!