――雨宮さんはこれまで、ユニットやグループとしてアニサマに出演されてきました。ソロのライブと比べて、パフォーマンスやステージに臨む気持ちに何か違いはあるのでしょうか?
雨宮天:ユニットとしてのライブでは、ひたすら自分が楽しんで、その“楽しい!”という気持ちを聴いているみなさんにも伝えて楽しんでいただく、というイメージのパフォーマンスを心掛けています。
ソロのライブでは、歌っている曲や、その曲に込めた思いを届けようという気持ちが強いですね。ソロでのステージって、一言で語れることでもないのですが、私は、歌う曲の主人公になりきって曲の世界観を表現したい、という思いがあるんです。でも「じゃあその曲に対して、どうアプローチしていけばいいんだろう」となったときに、自分の実力の足らなさだったり、自分自身と向き合うことがすごく多くて。ライブをやるたびに、「あれも足りないな、まだまだだな」と、いろいろな反省点が見つかっていくので…。悩みはずっと尽きないですね。
――そんな雨宮さんのライブをアニサマで初めて見るという方もいらっしゃるかと思います。ご自身のライブパフォーマンスで注目してほしいポイントはありますか?
雨宮:先ほどもお話ししたように、「曲の主人公になりきって楽曲を表現しよう」という思いでいつもレコーディングをやらせていただいていて、その気持ちはライブでも同じなんです。
声優として、いろいろなキャラクターと向き合って、いろいろなキャラクターの個性をしっかり立てて演じようと心掛けてきましたが、それと同じくらいの気持ちで、私はこれまでいろいろな楽曲に挑戦させていただいてきました。ですから、ライブではぜひ、楽曲ごとの歌い方や表現の違い、表情の違いなど、細かいところまで注目してほしいです。
――2018年のアニサマのパフォーマンスでは、スカートの裾が大きく広がったドレスで登場されましたね。あの衣装もとても印象的でした。
雨宮:サプライズで登場させていただいたときに、「あんなド派手なことやっていいんだ!」と思いました(笑)。
今回は、具体的にはまだまだ決めていないんですが、私の中でアニサマといえば“お祭り”というイメージなので、できればド派手にいきたいです!
――では、アニサマの魅力を一言で表すとしたら?
雨宮:夏の最後を彩る“お祭り”です。「アニサマをやんなきゃ、夏終われないよね!」という存在ですね、アニサマは。
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