「メンバーでゲームをしたりご飯を食べたりするのも、レコーディングあるあるです」
――それぞれ、お好きな曲を教えていただけますか?
百岡:私は、「星雲少女」が好きです。夜って孤独に感じることとか、明日が来るのが嫌だなとか感じることあるじゃないですか、私はあるんですけど(笑)。
でも、明日に新しい未来はあるんだよっていうメッセージが込められていて、生きているだけで素晴らしいことだけど、みんなと生きている、今はもっと素晴らしいよっていう歌詞に自分もすごく元気をもらったし、寂しい気持ちになっている方々に届いてほしいなと思っています。
南雲:「ゆびさきに向日葵」です! 理由は、去年の夏に初披露して、大きなステージでたくさん歌って踊って、夏の思い出がたくさん詰まっているからです! これからの時期にぴったりで、夏がくる!という感じなので好きです!
琴平:「星雲少女」です。爽やかでキャッチーな曲調と、前向きな歌詞がとても好きです。
夜のどこか寂しい感じや孤独感を表していて、そんな中でも「新しくってかけがえのない未来を見に行こうよ」と前向きに歌っていて、聞いているとすごく勇気づけられる歌だなと思います。
「夜の唄うたえ星雲少女」という歌詞がとてもお気に入りです。個人的に、2番の冒頭の早口パートを頑張ったので、ぜひ聞いていただきたいです(笑)。
青木:「ゆびさきに向日葵」です。理由は恋の曲で、オケも歌詞もかわいいからです。ダンスも歌詞に合っていて、夏にぴったりな曲です!
渡邉:「ゆびさきに向日葵」です! 開歌-かいか-の大切な一歌です。この曲はタイトル通り夏の歌です。
1番のお気に入りの理由は、歌詞がすごく好きで、解釈をすると明るい曲だけど、少し切なさや恋の甘酸っぱさを感じる歌で、たくさんの方に共感してもらいやすい歌だと思います。
開歌-かいか-の中では音の数も多い曲で、オケだけでも楽しめる! そんな夏の1曲です。
佐々木:私が1番好きな曲は「かいかのMUSIC」です!!! この曲は開歌-かいか-の曲の中でも1番盛り上がる曲で、ライブ中にお客さんと一緒にクラップするところがあるのですが、その時の一体感がとても好きです!!!!
歌詞も他の曲とは違って格好良い感じで、オケもベースとピアノの音がすっっごく格好良くて大好きです!!! 歌っている私たちも、見たり聞いたりしているお客さんも一緒に盛り上がれる曲です!!
――レコーディングでの思い出深い出来事などはありますか?
百岡:「星雲少女」の自分が歌っている「何度も何度も何度も何度も敗れるだろう」のリズムが難しくて、めちゃくちゃ失敗して、テイク30くらいは余裕でいっていたと思います、、(笑)。
南雲:ポプラのオケに入っている「らりる」のコーラスをとったときにつられそうになったり、滑舌が回らなかったりしました。そこが、実はすごく難しくて大変でした。
でも、完成したときにすごく奇麗でうれしかったので、そこも注目して聞いてほしいです!
琴平:どのレコーディングもたくさん思い出があるのですが、「開歌-かいか-100年流行歌集その1」のレコーディングがものすごく難しくて、メンバーのほとんどが泣いて苦戦していた思い出があります。
ボイパを録ったり、アカペラの何もない状態でハモを録ったりするのが思っていた以上に難しくて、ブースに入ってしくしく泣いていたのを今でも覚えています、、ですが、今となってはそんな出来事もいい経験となって、自分に残っているなと感じます。
あともう1つ、私は涙もろくてレコーディング中もうまくいかず、悔しいと感じると泣いてしまって、メンバーやスタッフさんにいつも迷惑を掛けてしまいます。
けれど、「赤い靴」のレコーディングのときに何があっても泣かないぞという明るい気持ちで挑んだら、タカハシヒョウリさんに歌がうまくなったと褒めていただけて、心の底からうれしかったのを覚えています。
自信がなくて、どこか苦手意識を感じていたレコーディングが、少し楽しくなった瞬間でした。これからのレコーディングも明るい気持ちを大切に、精一杯歌っていきたいと思います!
青木:レコーディング自体はとにかく歌に集中するので、ライブの歌い方と比べると少し違うなーと、後から感じます。
私たちはハモを順番にとるので、空き時間が多いことがあり、いつもメンバーでゲームをしたりご飯を食べたりするのもレコーディングあるあるです!
渡邉:全ての歌に共通しますが、ニュアンスの付け方や曲に寄り添うテンション感です。みんなの声とのバランスだったりを考えながらレコーディングする事を意識しています。どの歌のレコーディングも、すてきな思い出です!
特に思い出に残っているのは、「流行歌集その1」のアカペラレコーディングです。このレコーディングは、楽器の音まで全て自分たちの声だけでやるレコーディングでした。私はありがたいことにベースパートをやらせていただきました。
低音を太く出すための練習を先生方が一緒にしてくださったり、レコーディング中普通は口元にマイクを当てますが、喉にマイクを当てるなどそれぞれのパートでたくさんの工夫がありました。すてきな思い出の1つです!
佐々木:初めてのレコーディングのとき、ボイトレの先生にいろいろ教えてもらって、全員動きやすい服に着替えて、喉を温めるためにマフラーしたりとか、お湯を飲んだり、のど飴を延々と舐めたりして、準備満タンで頑張っていました!(笑) とにかく喉に負担を掛けないように、みんな必死でした(笑)。