作品賞は「恋はつづくよどこまでも」 宮崎真佐子P『世の中をキュンキュンさせることができた』【ドラマアカデミー賞】
「世の中をキュンキュンさせることができた」宮崎真佐子Pコメント全文
視聴者からの票が多かったとのことで、改めて見てくださった方に愛された作品だと感じております。
“仕事を頑張る女性”と王道のラブコメを描くという大きな軸の下、スタート時から世の中の人をキュンキュンさせたいという思いがあり、出演者やスタッフ総出でどうすればキュンとなるのかを話し合い、こだわり抜いて作っていきました。
それがこのような形になったのはやはり主演の上白石萌音さんと佐藤健さんの力が大きかったと思います。ラブコメの主人公はイケメンにモテるが故に恨まれることも多々ありますが、天性の天真爛漫さを持っている上白石さんだからこそ誰からも愛される“勇者”になっていました。また、カッコ良さにとことんこだわった佐藤さんは、衣装からセリフ回しまでストイックに役を追求してくださいました。
お二人の役に懸ける情熱がいいスパイスになって現場が一丸となり、世の中をキュンキュンさせることができたと思います。このような時期に作品から元気を送れるのは、エンターテインメントの醍醐味です。いま、作品賞に選ばれたのは本当にうれしい気持ちです。
(ザテレビジョン/取材・文=玉置晴子)