2020年7月6日(月)から23日(木)まで、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAにて、こまつ座第133回公演「人間合格」が上演される。
本公演は、太宰治をモチーフに井上ひさしが手掛けた作品となっており、太宰文学の数々をストーリーに織り込み、大きなうねりの時代の中にあった津島修治(のちの太宰)ら青年たちの青春の日々が描かれる。
今回、本公演で主演を務める青柳翔にインタビューを行い、太宰を演じる思いなどを語ってもらった。
――主人公・太宰治を演じると聞いたときの率直な感想をお聞かせください。
このような機会を頂いて光栄ですし、太宰を演じられるということが本当にうれしかったです。この舞台を経て、演じることの楽しさや表現の幅をさらに培っていけるのではないかという喜びを感じています。
――台本を読まれて、いかがでしたか?
登場人物たちの人間関係がとても繊細に描かれていると感じました。感情表現の細かなところなど、どのように“魅せる”かは台本を通して演じる自分が表現していかなければいけないところなので頑張りたいです。
――登場する太宰治という人物について、ご自身と似ている部分はありますか?
太宰は、さまざまな感情が複雑に入り混じっている人物という印象があります。人として熱い部分を持ちながらも悩みを抱えていたり、共感できる部分があります。
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