毎週金曜にNHK Eテレで放送中の「にっぽんの芸能」(夜11:00-11:55)内で松本幸四郎発案の舞踊プロジェクトが始動することが分かった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で歌舞伎が歴史上まれに見る長期休演に追い込まれるなど、舞台芸術が多く中止となった2020年の春。
そんな中、「舞台が無ければ俳優は何も出来ないのだろうか?今、自分がやるべきことは一体何か?」、「いつか晴れて舞台が開けば、その時はもちろん頑張る。でも舞台に関わる全ての人々がこの苦しい時を乗り越えるためにも、今、何かしなきゃいけない」という思いから、幸四郎がNHKにプロジェクトの企画を持ち込んだという。
番組では、幸四郎が1年の歳月をかけて準備してきた大規模な日本舞踊公演のために作られた12分の音源を元に、公演に出演予定だった47人の舞踊家の“自撮り動画”を集め、「舞踊家全員が一度も会わない舞踊作品」を制作する。
そして同時に動画「幸四郎と踊ろう」を公式サイト上で公開し、5月22日(金)夜10時より動画投稿を受け付ける。
プロジェクトの詳細は5月22日(金)放送の「にっぽんの芸能」でも紹介、7月3日(金)の放送で「踊れ!今こそ 幸四郎と 47 人の舞踊家(仮)」と題し、完成作品を披露する。
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