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ウエンツ瑛士“留学ブランク”後も生き残る理由 “イジられ系イケメン”の元祖としてポジション確立

2020/06/04 06:56

ウエンツ瑛士
ウエンツ瑛士 ※画像はスタスケより

当時は斬新だった“イジられ系イケメン”


彼のバラエティ力は、プライベートでも培われている。芸人界への人脈の広さだ。

「ダウンタウンの松本(人志)さんやヒロミさんとの交流は有名ですが、他にも「あいのり」で共演していた今田(耕司)さん、さらには爆笑問題の田中(裕二)さんやオリエンラルラジオの藤森(慎吾)さんなど、いろんな芸人とプライベートで遊んでいる。ボケ・ツッコミ問わず付き合いがあるので、意識せずともトーク術が鍛えられているようですね」(同・スタッフ)

「番組内外問わず、たくさんの人から説教をされている」と「ダウンタウンなう」(フジテレビ系)でこぼしたウエンツ。それでも最強のメンタルで、一切引きずらないのだとか。

結果、松本に「コイツ、腹立つわ〜!」と何度も言われても、視聴者からは「ウエンツ、愛されてるなぁ」「ダウンタウン、めっちゃウエンツのこと好きだね」という反応になる。

そしてウエンツと言えば“イジられ系イケメンキャラ”だが、JOYや満島真之介など現在は数多くいるこのジャンルのパイオニアでもある。

「今では、イジられキャラのイケメンはジャニーズにもいますよね。たとえば大野智(嵐)や中島健人(Sexy Zone)、平野紫耀(King & Prince)など。でも20年前は珍しかったんですよ。イケメンなのに、“こんなにハーフ顔なのに英語をしゃべれない”など天然なところを見せて、芸人にツッコまれるような存在は。ウエンツが現れたとき、すごく斬新だったと記憶しています」(アイドル誌編集)

「力の限りゴーゴゴー!!」でレギュラーとなった2001年から現在まで約20年、彼はずっとイジられ続けている。この間に、ひな壇クラスからMC格へと上がった芸人も多い。しかしウエンツは変わらずイジることができるので、芸人としてもゲストに呼びやすい。そこが、今も重宝されている理由のひとつなのだろう。

どれだけイジられてもこたえないメンタルの強さは、ウエンツの大きな個性だ。周りに「コイツ、おかしい!」と言われても笑える彼は、家にこもり続けてメンタルが弱くなってしまいがちな現在、ちょっと憧れる存在になっているのかもしれない。(文=高崎美紀)

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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