二階堂ふみ、圧巻の“歌声”に視聴者「鳥肌立った!」<エール>
窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。5月29日放送の第45回で記念公演オーディションの最終選考に臨んだ音(二階堂)の歌唱に、視聴者から感動の声が上がっている。(以下、ネタバレがあります)
「ヴィオレッタの思い、伝わった」
音楽学校の記念公演「椿姫」のヴィオレッタ役をかけた最終審査を控え、“恋愛の機微”を学ぶためカフェーで女給として働いた音(二階堂)。
そこで目の当たりにしたのは、「椿姫」のストーリーを彷彿(ほうふつ)させる希穂子(入山法子)と鉄男(中村蒼)の切ない恋の物語だった。
「俺と一緒に生きてくれねえか」と思いをまっすぐ伝える鉄男に、悲しい嘘をついてまで背を向けた希穂子。恋の終わりを見届けた音は、人の気持ちと行動は時として“あべこべ”になると学んだのだった。
そして迎えた最終審査当日。音は居並ぶ審査員に深く一礼し、「椿姫」のアリア「さようなら 過ぎ去った日々よ」(Addio del passato)を歌い始めた。
今はもう失われてしまったアルフレードとの愛に満ちた日々を振り返るヴィオレッタの心情を切々と歌い上げた音。その姿に視聴者からは「音の歌は心に響いた。伝わるってこういうことなんだ」「聴きほれた」「音ちゃんの歌は希穂子さんとヴィオレッタにシンクロしてた!!」「イタリア語はわからないけど情景が浮かんだ。鳥肌立った!」といった声が飛び交った。