<試写室>「鍵のかかった部屋 特別編」大野智が“密室事件”の犯人を追い詰めていくさまにスカッと爽快な満足感!
榎本が犯人を追い詰めていく姿にスカッと!
“密室”の謎について考える榎本が、指をすりすりするポーズを始めると、「キタ、キタ、キタ!」とわくわくするのはきっと私だけではないはず。謎が解けた瞬間の「ガチャン」という効果音とポーズには、思わず毎回「よしっ! さすが榎本!」と声を出してしまう。
榎本が犯人を追い詰めていくさまは、おうち時間が長くなり、少しずつストレスがたまっていく日常の中で、スカッと爽快感を感じることができて気持ちがいい。
また、犯人が事件を起こすことになったきっかけや、心情が繊細に描かれているところもこのドラマの世界に入り込む材料になっている。
しかし、私には一つ気になることが…
それは、一体、榎本の正体は何なんだろうかということ。“防犯オタク”とのことだが、なぜあんなに“密室”に詳しいのか。そして、榎本が経営しているという防犯ショップも気のせいか、なんだか怪しく見えてくる。いつも犯人を暴く側の榎本が、その正体を誰かに暴かれる日はくるのだろうか…?