ジム・ジャームッシュ監督「デッド・ドント・ダイ」主演のビル・マーレイ特別動画公開
6月5日(金)に劇場公開される、ジム・ジャームッシュ監督最新作「デッド・ドント・ダイ」の、主演のビル・マーレイの特別動画が解禁された。
本作でマーレイが演じたのは、アメリカの田舎町センターヴィルの警察署長クリフ・ロバートソン役で、のどかな風景がどこまでも広がる田舎町に、せいぜいご近所の住民トラブルに対処する日々…だったはずなのだが、ある日を境にその日常は一変する。突如、街にあふれ出したゾンビとの激闘に身を投じることになってしまう。
これまでにもホラー・コメディというジャンルで、強い印象を残してきたマーレイだが、本作では、署のリーダーとしてふたりの部下の先頭に立とうするも、ゾンビの大量発生に戸惑いをかくせない、頼りになるのかならないのかわからないトボケたキャラクターを演じている。
ジャームッシュ監督はほとんどの主要キャストを当て書きしているので、ビルのさすがのセリフ回しで、持ち味が存分に活かされている。
そんなビルは本作の出演の経緯について、「脚本を受け取ったときは興奮した。すごく面白かったんだ。ジムがこういうかたちのコメディを書けるなんて知らなかった。すでに私が思う最高のゾンビ映画『ゾンビランド』に出演していたから、本作では私にほぼぴったりの役を当てられたような気がする。たぶん私は、ゾンビ・ホラーというジャンルの代名詞になるだろうね!」とインタビューで明かしている。
今回解禁された映像では、センターヴィル警察署での日常について「3人体制で、同僚もいる、仕事もうまく分け合うよ」と働き方改革でも実践しているかのようなひょうひょうとした口ぶりで説明する一方、ゾンビ・アポカリプス(ゾンビによる世界の終末)においては、“世界を救う”という使命感を胸に抱き、ゾンビの頭めがけてショットガンをぶっ放す姿が映し出されている。
同僚のクリフ(アダム・ドライバー)らとともに戦う彼らの合い言葉は、「頭を殺れ!」だ。
監督・脚本:ジム・ジャームッシュ
出演:ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン、クロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、ダニー・グローヴァー、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、イギー・ポップ、セレーナ・ゴメス、トム・ウェイツ
公式サイト:longride.jp/the-dead-dont-die/
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