新型コロナウイルスの影響で外出自粛となり、芸能人が続々とYouTubeを始めている昨今。その中でも、“おじさん”芸人のYouTube動画が、見ていて「ほっこりする」と話題だ。デジタルネイティブな若い世代の芸人が、動画配信というツールを使いこなす一方で、慣れていないおじさん世代芸人たちも、試行錯誤しながら、奇跡的に面白い企画を生み出している。
続々とYouTube参戦する“おじさん芸人”
大物芸人のYouTube進出の先駆けになったのは、闇営業問題でYouTubeに活動の場を移した宮迫博之だった。1月29日に開設したYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!」は6月12日現在、チャンネル登録者数が96万人と100万人に迫る勢いで、順調に軌道に乗っている様子。
さらに、宮迫を上回る人気なのが江頭2:50。1月31日に「エガちゃんねる」をスタートすると、開設9日でチャンネル登録者数が100万人超え。現在は206万人の登録者数をほこる快進撃を見せている。
また2月23日には、東野幸治がラジオ配信中心のチャンネル「東野幸治の幻ラジオ」をスタート。ベテラン芸人のYouTube進出が当たり前になりつつあった中、コロナ禍の影響でその流れはさらに加速。
4月に入り、千原ジュニア、小籔千豊、フットボールアワーによる「ジュニア小籔フットのYouTube」、今田耕司による「今ちゃんねる。」など、MC級の芸人たちがYouTubeチャンネルを続々と開設させた。