“ドロドロ”悪女役で話題・中村ゆりか、難役を演じるポイントとは 「原作を読んだ時は震え上がりました(笑)」

2020/06/25 06:55 配信

ドラマ インタビュー

“登場人物、全員裏切り者”という驚愕のラブサスペンス「ギルティ〜この恋は罪ですか?〜」(毎週木曜夜11:59-0:54、日本テレビ系)で、主人公の荻野爽(新川優愛)を追い詰めていく及川瑠衣を演じている中村ゆりか。今まで演じてきた役柄とタイプの違った悪女役を好演する彼女が、本作への思いなどを語った。

「ギルティ」に出演する中村ゆりか撮影=石塚雅人


中村ゆりかインタビュー


「原作を読んだときは震え上がりました(笑)。え、この人もそっちなの!?って。もし瑠衣ちゃんが自分の友達だったら凍り付きますね(笑)。“全員裏切り者”なので、みんなが爽さんに仕掛けていくんですけど、現状では素顔を隠している人ばかりなので、いろいろ見えてくるのはこれからですね」

瑠衣は爽と友達のふりをしながら夫の荻野一真(小池徹平)と浮気している人物で、最初に発覚した裏切り者だが、まだ明らかにされていない秘密もあり、見せ方が非常に難しい役どころである。

「瑠衣ちゃんがどうしてこうなったのかを心に留めてから撮影に入ったのですが、隠さないといけない面があるので、表現が難しくて。監督が親身に相談に乗ってくださるので、手探りしながら作り上げていました。瑠衣ちゃん中心の生活はとても疲れるものだったので、撮影が中断した後は少し心を休めました。その後、撮影再開が見えてからは流れを取り戻すために脚本を読み直し、自分のセリフも相手のセリフも書き起こして、コンパクトな単語帳のようにして何度も何度も読み返しました」