森山直太朗・山崎育三郎の“アカペラ”に反響「なんて贅沢!!」「沁みた…」<エール>
窪田正孝主演、二階堂ふみがヒロインを務める連続テレビ小説「エール」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)。“プリンス”こと佐藤久志(山崎育三郎、幼少期は山口太幹)の原点を描いた6月23日放送の第62回、山崎と藤堂先生役・森山直太朗がそれぞれ童謡「故郷」をアカペラで歌い上げる場面が感動を呼んでいる。(※以下、ネタバレがあります)
「ああ、歌っていいなぁって」
第62回で描かれたのは“久志が歌を好きになった理由”。大正8年、久志は出ていった生みの母・麻友(深澤しほ)の面影を忘れることができず、新しい母・玲子(黒川芽以)に心を開けずにいた。
思い切って麻友に会いに行った久志。だが、麻友には新しい家族が…。幸せそうな姿を目の当たりにし、久志の心は打ちのめされた。
そんな久志の気持ちを慰めてくれたのが歌であり、恩師・藤堂先生(森山)。
「何かあるって思ったのに、何もなかった」とつぶやいた久志に、藤堂先生は「そうか」とだけ言い、童謡「故郷(ふるさと)」を歌い始めた。そして「佐藤も一緒に。ほら」と促した。
そんな、歌との出会いの記憶を裕一(窪田正孝)と鉄男(中村蒼)に語って聞かせた久志。「ぐちゃぐちゃになった気持ちがバーッと出て、すーっと消えてさ。ああ、歌っていいなぁって」と、歌に救われた思い出を振り返り、静かに「故郷」を口ずさんだ。