クリエーティブなことが生まれるエンタメ界であってほしい
――コロナ禍で、2020年上半期は新しいエンターテインメントの形もたくさん生まれましたが、下半期に期待することはありますか?
いい意味で、作品を作るということが、ゼロ地点に戻ったかもしれないねとマネジャーさんと話していたんです。
さまざまなことがストップした中で、みんなが新たに何かできないかと、アイデアを振り絞って考え、新しいものもたくさん出てきた。状況が変わった中でもエンターテインメントができると気付けたし、面白いと思いました。
――今後どういうエンタメ業界になってもらいたいですか?
それこそいい意味でも悪い意味でも、ゼロ地点に戻ることで、惰性のない本当に面白いと思うものが増えるのかと。私もそういうものに携わりたいですし、クリエーティブなことが生まれるエンタメ界であってほしいです。
私自身も今、挑戦してみたいことはたくさんありますが、実現するかも分からないので、今は秘密にしておきます(笑)。
――最後に作品を通して視聴者の方に伝えたいメッセージをお願いします。
日常というものが今後どういうふうに変わっていくのか、その中で見失いそうになっていた人への気持ち、大切にしないといけない人やことを、あらためて考えながら生きていくことの大切さが伝わるとうれしいです。
※本文内タイトル「love」と「distance」の間、正しくは双方向矢印が入ります。
取材・文=高山美穂