刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案とした、舞台『刀剣乱舞』(刀ステ)シリーズ。
アニメやゲームの世界を舞台上で表現する2.5次元舞台として屈指の人気を誇る“刀ステ”だが、予定されていた公演は新型コロナウィルスの影響で中止に。この状況を受けて、しぐさとセリフで表現する新形態の演劇“科白劇(かはくげき)”として最新作が上演されることとなった。
7月16日(木)の開幕に先駆けて、今回は歌仙兼定(かせんかねさだ)を演じる和田琢磨と、山姥切長義(やまんばぎりちょうぎ)を演じる梅津瑞樹にインタビューを実施。お互いの印象や、“戦い続ける座組み”で新たな表現に挑む意気込みを聞いた。
――和田さんと梅津さんは、2019年の「慈伝 日日の葉よ散るらむ」で共演されています。
梅津瑞樹:はい、僕は「慈伝」が初参加です。これまでのシリーズと毛色が違う作品だったので、まだ「ザ・刀ステ!」という雰囲気を骨の髄まで味わい尽くしていないんです。
和田琢磨:そうだね、布を被せられたりしてね(笑)。
梅津:そこが不安でもあり、今後の楽しみでもあるところです。ちょうど昨日「慈伝」のサントラを聞いていたんですけど、殺陣が始まる前の「伯仲」という曲が流れると、いまだに動悸がするんですよね…。
和田:寝起きのアラームにしたらいいんじゃない?(笑)
梅津:「ハッ!?」って起きられるかも(笑)。
――梅津さん演じる山姥切長義の本格的な出陣は、まだ描かれていませんね。
梅津:だから“出陣の儀”もしていないですし。あれ、してみたいんですよ。
――刀剣男士がかっこよく名乗りをあげる“出陣の儀”はシリーズ恒例です。やはり緊張されるのですか?
和田:しますねぇ…。お客さんの期待値がすごいので、エネルギーに押し負けそうになります。梅ちゃん(梅津)もやってみたらわかるよ(笑)。
梅津:そうなんですね。映像で過去作を見ていると、わだっくまさん(和田)は全然緊張を感じさせないので、すごいですね。
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