舞台『刀剣乱舞』の灯をつけ直し、次につなげたい――和田琢磨&梅津瑞樹、“科白劇”への熱意
稽古場はキラキラした某シアトル系コーヒーショップ?
――お2人は座組みの中でどんなポジションなのですか?
和田:三日月宗近(みかづきむねちか)を演じる鈴木拡樹くんが同い年なので、彼がいた作品では同学年として一緒に刺激し合えるいい仲間でした。20代の方々が多い作品では…自然と頼られるというか、「あ、古株来たな」という感じで見られていることは、自分でも分かってます(笑)。梅ちゃんはあんまり群れないタイプですよね。いつも1人でいる印象なので、「根暗なのかな?」って(笑)。
梅津:まぁ…間違いないです(笑)。「慈伝」のときは他人に割くキャパがなくて…。もちろん気安く話ができる友人は何人かできましたが、もう、稽古場が某シアトル系コーヒーショップみたいに感じられて…。
――と、言いますと…?
梅津:あのお店って僕、いまだに入りづらいんですけど…みんなキラキラしてるじゃないですか。稽古場に入るときにもこう、ウッ…とくる感じがして。
和田:そんなに入れないの!?(笑)
梅津:入りづらいです。僕が勝手に苦手に感じてるだけでなんですが。
和田:入りなよ、そのくらい! 別に「髪青いヤツ来た~」とか言われないから(笑)。
梅津:いやぁ…なんか、「僕のフィールドじゃないな」っていう感じがあるんですよね。でも、「慈伝」ではこんなめんどくさい僕にも皆さんが手を差し伸べてくださったので(笑)、人並みにコミュニケーションを取れるようにはなってきました。
――今回、刀剣男士としては和田さんに次ぐ先輩となりますね。
和田:僕と梅ちゃん以外の刀剣男士は初参加なので、僕はいろんなところで「梅津くんと頑張ります!」って言ってるんですよ(笑)。「某コーヒーショップ入れない」とか言ってる場合じゃないよ!
梅津:そろそろ僕が受け入れる側にならないといけないんですね…。
和田:そうだよ、「コーヒーおごるから来いよ!」ぐらいじゃないとダメだよ!(笑)
改変 いくさ世の徒花の記憶
■公演日程
2020年7月16日(木)~8月2日(日):東京・品川プリンスホテル ステラボール
2020年8月4日(火)~9日(日):東京・日本青年館ホール
■出演キャスト
歌仙兼定:和田琢磨
山姥切長義:梅津瑞樹
にっかり青江:佐野真白
亀甲貞宗:松井勇歩
獅子王:伊崎龍次郎
篭手切江:大見拓土
古今伝授の太刀:塚本凌生
地蔵行平:星元裕月
大友宗麟:三浦浩一
細川忠興:早乙女じょうじ
黒田孝高:山浦徹
高山右近:黒川恭佑
小西行長:堀田勝
大村純忠:石原正一
有馬晴信:船木政秀
細川ガラシャ:七海ひろき
講談師:神田山緑
■スタッフ
原案:「刀剣乱舞-ONLINE-」より(DMM GAMES/Nitroplus)
脚本・演出:末満健一
公式サイト:https://stage-toukenranbu.jp/
公式Twitter:https://twitter.com/stage_touken