舞台『刀剣乱舞』の灯をつけ直し、次につなげたい――和田琢磨&梅津瑞樹、“科白劇”への熱意

2020/07/11 12:30 配信

2.5次元

試練すら演出に…“戦い続ける座組み”は健在


――さて、今回は本来予定されていた公演が中止となり、“科白劇”として上演されることになりました。

和田:予定通りの形で上演できないことはとても残念ですが、鈴木拡樹くんが言っていたように、舞台『刀剣乱舞』は“戦い続ける座組み”ですからね。僕たち自身も挑戦できる、また新たな作品を構築したいです。

和田演じる歌仙兼定(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会 (C)2015-2020 DMM GAMES/Nitroplus


梅津:僕はむしろ期待値が上がりました。取り消し線を引いた新タイトルからして意味深で、ワクワクせざるを得ない。

この状況すら演出として昇華してしまうのは本当にすごい。新形態の“刀ステ”に携わる機会をいただけて光栄です。

――どのような作品になると思いますか?

和田:歌仙兼定と山姥切長義の関係でいうと、すっごくバチバチになるか、めっちゃ仲良くなるか、どっちかだと思っています(笑)。他の刀剣男士はどうなんだろうね?

梅津:めんどくさそうな刀剣男士もいますね(笑)。彼らによっては山姥切長義も、多少は譲ることを覚えるかもしれません。

でも今回は山姥切国広がいないので、わりとフラットなんじゃないかなという気はしているんですよね。「慈伝」でも、山姥切国広以外に対してツンケンした覚えはないですし。

梅津演じる山姥切長義(C)舞台『刀剣乱舞』製作委員会 (C)2015-2020 DMM GAMES/Nitroplus


――面識のあるキャストは?

和田:僕は獅子王(ししおう)役の伊崎(龍次郎)くん、篭手切江(こてぎりごう)役の大見(拓土)くんと共演経験があるので、すごく楽しみです。あとの方はみんな初めましてかな。

梅津:僕もほぼ初めましてですね。亀甲貞宗(きっこうさだむね)役の(松井)勇歩さんは「慈伝」でアンダースタディを務めてくださっていたので、勇歩さんと刀剣男士としてお芝居ができるのはすごく楽しみです。