――収録を終えての感想。
伊沢拓司:いろいろな番組でクイズを解いていますが、本当に解き応えのあるクイズばかりで、皆さん違う形式で、よくぞここまでかぶらずにいろいろなクイズが集まったなと思いました。
それぞれのクイズにヒントがうまく出ていたり、それでいて引っ掛けとか難しいところもあったりしたので、バカみたいに見えるだけでなくきちんと作り込まれていて面白かったです。
伊集院光:たくさんのクイズ番組があって、学問的に難しいクイズもすごく増えてきた中で本来、クイズって楽しいものだったはずだなと、久しぶりに思い出しました。
クイズ番組として十分面白かったし、お笑い演芸番組としても十分見応えがあって、新しい形の番組を今日は見せていただきました。
トラウデン直美:すごくいろいろな種類の、良い問題がたくさんありました。そして、そこに笑いもあるので脳にもいいし、幸せな気持ちにもなれました。
クイズ番組には競い合うことのプレッシャーもあると思うのですが、この番組はそれだけでなく、楽しくて頭も使えて良い番組だなと思いました。
――芸人のクイズのプレゼンテーションをジャッジした感想。
伊沢:難しかったですね。そもそもクイズの良さ悪さっていろいろな要素があるので、それをまず考えるのが難しかったのですが、今回はいろいろな方のクイズの、それぞれのいいところを探すことができました。
視聴者の方にも、このクイズはこんな良さがあるよねという、そういう多様な良さを見つけていただきたいですね。
伊集院:クイズ番組の収録が終わって帰るときに、クイズの解答者は「あの問題良かったよね」とか「あの問題よくできていたよね」っていう話をわりとするんです。
でも今回は、皆さん芸人さんなので良い問題で褒められたからといって、スベってしまうとうれしくないようで。“良きすべ”という評価が下ったときの、複雑なリアクションにも注目ですね。
トラウデン直美:皆さんが工夫をこらしているんだなっていうことがよく見えて、また分析することでその過程が見えてくるところが面白く感じました。これはここを狙って作ったんだなということが分かると、ジャッジがすごく楽しかったです。
――番組の見どころ。
伊沢:皆さんが用意してくださったネタとクイズに対して我々はガチでクイズを解いているので、その異種格闘技戦というか、化学反応が起こる様を見ていただきたいと思います。今までに見たことのないことが、そこで起こっています。
伊集院:ネタ番組を見たい方もクイズ番組見たい方も、どちらからのアプローチからも楽しめる番組なので、そんな番組はなかなかないと思います。そこを楽しんでいただけたらと思います。
トラウデン直美:頭も使って、そして楽しめる番組なので、精神的にすごく健康になれるのではないかと思います。皆さんも、解きながらもハッピーな気持ちになってくださったらと思います。
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