お金にまつわる“ちょっと困ったほころび”をもつキャラクターたちのラブコメディーです。
ほころびを抱えた人々が、お金とままならぬ現実に振り回されながら、けなげに奮闘するかわいらしいドラマになっていると思います。
舞台がおもちゃ会社なのでいろんなお楽しみもあります。さまざまなつっこみどころを笑っていただけましたら幸いです。
「お金と恋」、一見すると正反対のものに見えますが、実はお金の使い方と恋の仕方は共通するものなんじゃないかと思い、お金に対して正反対の価値観を持つ2人が恋愛していく話を、今回完全オリジナル脚本で描いていきます。
主人公の玲子は、はたからみればケチに見えるけど、本当はすべてのものを“清く”使い、“一途”で“愛がある”人です。
そんな玲子を想像していく中で、松岡茉優さんが浮かびました。松岡さんが演じたらと考えたら、玲子という人物像がどんどん立体的に深まりました。
そして、そんな玲子と正反対の浪費家だけど、そっと寄り添う優しさと底抜けの明るさを持つ慶太をイメージした時に、三浦春馬さんの屈託のない笑顔がぴったりだと思いました。
当たり前だった日常が失われて、今までの価値観が様変わりしている今だからこそ、主人公・玲子が貫く日常のかけがえのない清らかな幸せに対して感謝する“清貧”という考え方は共感が持てると思います。
そして、三浦翔平さん、北村匠海さんをはじめとして、この物語に出てくる登場人物は、皆、お金の使い方がどこか変で、恋愛でも、人としても、“ほころび”がある人たちです。
でも、そんな人たちが“ほころび”を抱えつつ、懸命に生きる姿はとてもかわいらしく、明日からも頑張ろうという元気を与えてくれます。
そして、「好きが深すぎる玲子」と、「好きが多すぎる慶太」という価値観の違う2人が、お互いを思いあい、お互いの“ほころび”を一緒に“繕う”、 2人の不器用な“じれキュン”ラブストーリーを、ぜひお楽しみください。
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