⽮継ぎ早にリリースされる力作アルバムと、未だ語り継がれる1979年4月の初来日公演を経て、ボブ・マーリーの全盛期はまだまだ続くと思われた1980年9月、アルバム『アップライジング』リリースに伴うワールド・ツアーを行なっていたボブ・マーリーはニューヨークで倒れ、脳腫瘍と診断される。
そして翌1981年5月11日、彼は36歳の若さでこの世を去ってしまった。そんな彼の生前最後のツアーから、1980年6月13日にドイツ・ドルトムントのヴェストファーレン・ホールで行なわれたライブの模様をお届けする。
病に倒れる3カ月前、そして死の約1年前のライブであるが、歌唱の熱量は全盛期のまま。「ライブ・アット・ザ・レインボー」では披露されなかった代表曲をほぼ網羅した選曲も圧巻だ。差別や社会的な不公正を批判し、普遍的な愛と融和を訴えたボブ・マーリー最晩年の雄姿を目に焼き付けよう。
レゲエ・シーンの実力者とレゲエをリスペクトするアーティストが結集し、1988年にジャマイカのフォート・チャールズで行なわれた一大レゲエ・セッションの模様を。
出演はボブ・マーリーと共にレゲエを世界に広めたジミー・クリフを筆頭に、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのバックコーラスを務めたアイ・スリーズ、元ウェイラーズのバニー・ウェイラー、ボブの息子ジギー率いるジギー・マーリー&ザ・メロディ・メイカーズといったマーリー・ファミリー、ソウルフルなトゥーツ・ヒバートというレゲエ・レジェンドたち。
加えて、ニューヨークのクラブ・シーンからグレース・ジョーンズ、プリテンダーズのクリッシー・ハインドとレゲエ界最強のリズム・セクションであるスライ&ロビーとの共演、ネヴィル・ブラザーズとカルロス・サンタナの興味深い共演まである豪華版。クリフの代表曲「ハーダー・ゼイ・カム」を全員で歌うラストまで、見どころ満載!
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