上戸彩「花が魅力的に見えるとしたら、堺さんのお芝居のおかげです」<「半沢直樹」インタビュー>
かつて社会現象を巻き起こした大ヒット作「半沢直樹」(TBS系)の続編が、いよいよ7/19(日)にスタートする。続編でも出向先の東京セントラル証券で奮闘する夫・半沢を、明るく元気づける妻・花を演じる上戸彩にインタビューを実施した。
半沢夫婦のタッグも再び
――ご自身の役・花はどんな人物ですか?
花は旦那さんの背中を優しく押してあげて「あなたならできるわよ」と言うタイプではなく、思ったことをそのまま言って「ダメでもやってきなさいよ!」と背中をバンバンたたく。実はそういう妻の方が好ましく思われるということが前作での発見でした。
私も普段はどちらかと言えばガツガツ型ですね(笑)。花っぽいテンションのときもあります。
――前作スタート時はまだ妻という役の経験がなく、戸惑ったそうですが、「3年B組金八先生」(2001年、TBS系)でもタッグを組んだ福澤克雄監督からのある一言が決め手だった?
銀行員の妻を演じる自分がイメージできず、「無理です」と言ってしまいました。でも、ジャイさん(監督の愛称)が「銀行員の奥さんっぽくなくていい。浮いていていい。髪も茶色のままで」と言ってくれたので、「ついていきます」と(笑)。
それでも不安はあったんですが、結果的にこんなに多くの人に見てもらえて、自信がつきました。その後は妻役、母親役が多くなっていって、今思えばそこが分岐点でした。