伝説の夏フェスを描いた映画「真夏の夜のジャズ」日本版の予告編解禁！珠玉のセットリストも公開
音楽ドキュメンタリー映画「真夏の夜のジャズ」の日本公開60年を記念し、その4K版が8月21日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次公開される。このたび、本作日本版の予告編が解禁となり、セットリストも公開された。
1950年代のアメリカ文化を捉えた音楽ドキュメンタリー
本作は、1958年にアメリカで開催された第5回「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の模様を3台のカメラで撮影した音楽ドキュメンタリー。1954年から現在まで続く伝統の夏フェスを、当時新進気鋭の写真家として人気を博したバート・スターンが、4日間にわたるフェスと、同時期に行われていたアメリカズカップの模様を独自の視点で切り取った。
美しい映像を大胆な編集で魅せる仕上がりは、1950年代のアメリカ文化を鮮烈に伝える、単なる音楽ドキュメンタリーにとどまらない魅力にあふれており、音楽ファンと映画ファン双方から熱い注目を集めている。
予告編ではルイ・アームストロングらの圧巻のパフォーマンスも！
予告編は、「皆さん、こんばんは。この音楽が聞こえますか？ 今夜はジャズ・フェスティバルに来ています」というラジオDJの呼びかけからはじまる。
冒頭、「ロンド」(ジョージ・シアリング)をバックに映し出されるのは、アメリカの東北部に位置する港町の避暑地ニューポート。50’sファッションに身を包んだおしゃれな観客たちが、アニタ・オデイの登場を拍手で迎える。
ローマ法王との出会いを語るルイ・アームストロングの熱演、軽やかにピアノを奏でるセロニアス・モンク、ビートルズにも影響を与えたロックンロールの神と称されるチャック・ベリーらの圧巻のパフォーマンス。
そんな音楽に酔いしれる観客たち、海原を進むヨットレース、ルーフトップで踊る人々など、言葉を超えたグルーヴ感が不思議な魅力を放つ映像となっている。
劇中で披露される楽曲は、「聖者の行進」「タイガー・ラグ」(ルイ・アームストロング)、「ブルー・モンク」(セロニアス・モンク)、「スウィート・ジョージア・ブラウン」「二人でお茶を」(アニタ・オデイ)、「スウィート・リトル・シックスティーン」(チャック・ベリー)など、ジャズファンなら誰もが知る名曲ばかりだ。
8月21日(金)より角川シネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開
※上記のほか、8月21日(金)～センチュリーシネマ(名古屋)、ＫＢＣシネマ(福岡)、9月4日(金)～シネ・リーブル梅田、10月3日(土)ジャック＆ベティほか、以下サツゲキ（札幌）、長野ロキシー(長野）など、順次公開
▼日本版予告編映像が到着！
