世界トレンド2位の反響!オーディション番組『I-LAND』のサバイバルを盛り上げる“対立構造”
<グラウンド>覚醒でサバイバル激化
「I-LAND」には、ほかのオーディション番組には見られない特徴がある。メンバーを育てるコーチが存在せず、自分たちでパフォーマンスの質を高めていかなければならないシステム。そして、メンバー自身が互いを評価し降格者を決めるシビアなルール。
これらはみな、メンバーの自発的な成長を促し、<グラウンド>を<I-LAND>と同等のレベルまで引き上げるための仕掛けだったのではないか。
自発的な成長には、迷いなく突き進めるシンプルな目標が不可欠だ。その点、「I-LANDに行くぞ!」というシンプルな目標を目指して突き進む<グラウンド>メンバーは有利な立場にある。
もとより厳しいオーディションを勝ち残って集結した23人だけに、ポテンシャルは拮抗している。<I-LAND>メンバーが“自主投票ルール”に試行錯誤する中、練習に全力投球できる<グラウンド>がめきめき実力を上げていくことが、番組制作者の狙いだったのかもしれない。
そしてその結果、<グラウンド>は“下位チーム”ではなく“ライバル”となって、<I-LAND>の前に立ちはだかった。
7月24日には次の段階へ進むメンバーを決める投票が始まり、ここで残らなければデビューの可能性は消滅する。崖っぷちに立たされた<グラウンド>メンバーの覚醒がこのサバイバルオーディションをどうかき乱していくのか注目だ。