大人気ドラマ「相棒」シリーズの脚本や、映画「RAILWAYS」の共同脚本などで注目を集めている若手脚本家・ブブラジリィー・アン・山田。'08年初演時にスタイリッシュな演出で大絶賛を浴びた彼の作品、「さよなら また逢う日まで」が紀伊國屋ホールにて再演される。物語は4年の服役を終え、男が出所してきたところから始まる。かつて仲間たちといっしょに、強盗に失敗し、ひとりで罪を被った男は、リベンジを誓い、昔の仲間を集め、新たな仲間たちを加えて強盗計画を実行しようとする。
ブラジリィー・アン・山田は、「今回の作品は、3年前にこまばアゴラ劇場で上演した『さよなら また逢う日まで』の再演になります。俳優陣の心理的な駆け引きを重視したクライムサスペンスです。初演時はとても評判がよく、2週間上演しましたが、日に日にお客様の数が増えていき、最終日には30名近くのお客様が入場できないほど大盛況でした。そんなブラジルの自信作を「紀伊國屋ホール」というあこがれの劇場で再演できるのは、感無量です。俳優陣はいつものブラジル常連メンバーを中心にキャスティングし、より進化したブラジルをお見せしたいと考えてます」と語る。
ドラマ、映画「SP 警視庁警備部警護課第四係」で4人組テロリストの一人を演じ、注目された中川智明、劇団MCR主宰としても活躍中の櫻井智也、ドラマ、舞台など幅広く出演している劇団員西山聡ら男性陣に、劇団KAKUTAの看板女優・高山奈央子、劇団クロムモリブデンの看板女優・奥田ワレタらが華を添える。
ハードボイルド苦笑系”犯罪”劇として評価の高かった、初演時から、更なるパワーアップを目指すこの再演。3日間4ステージの貴重な舞台は、8月14日(日)~16日(火)まで。
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