板谷由夏、13年間秘密を隠していた母親役に「弱い一面もある人のような気がしています」<13(サーティーン)>

2020/07/29 12:00 配信

ドラマ インタビュー

母親を演じる板谷由夏(C)東海テレビ


板谷「自分の過ちには蓋をしているんだと思います」


――相川麻美役の印象、演じた感想を教えていただけますか?

麻美は真っすぐな人で、娘を思う気持ちにうそはないのですが、自分の過ちには蓋をしているんだと思います。

逃げではないですが、どこか女性特有の弱い一面もある人のような気がしています。個人的には13年間もよく秘密を隠していたなと思います。

オトナの土ドラ「13(サーティーン)」場面カット(C)東海テレビ


――夫・宗一(神保悟志)とは別居中。百合亜のために再び同居した宗一とのやりとりはもやもやします。

他の女性のところに行ってしまった夫が許せなくてぎくしゃくする、麻美のそういう感情もとても女性らしいと思っています。案外、夫の宗一は一般的な普通のお父さんという気もしていて。家庭を顧みなくなるというのも人間らしく、下手にうそをつかれるよりもリアリティーがあるような気もします。

宗一役が神保さんと伺った時、「神保さんならリアルに演じてくださる」と、感じました。

――板谷さんが旦那様との会話、コミュニケーションで気遣っているポイントはありますか?

それなりに主人に気遣いをしているとは思いますが、「気遣ってないよ!」と言われてしまうかもしれないですね(笑)。

同居人ですからそれぞれ思いやりを持ち、気を遣う部分はもちろんありつつも、長年の空気感で少しずつ調和が取れていく。夫婦、家族とはそういうものだと思います。