――役同様、二児の母親でもある板谷さんが、家族間で大切にしていらっしゃる事はありますか?
食卓を囲む時間です。普段は主人も私も仕事がありますし、息子たちは塾や習い事があるので、家族全員がそろう夕飯は一週間に2回ぐらいがやっと。
その代わり、朝ご飯は全員で食べることを心掛けています。夕飯は「みんな、集まろう!」と声をかけて、できるだけ家族で食卓を囲み、会話をする気持ちを大切にしています。
――相川百合亜役、桜庭ななみさんの印象を教えてください。
桜庭さんのふんわりした雰囲気や、どこかはかなげに見えて、実はとても芯が強いと思わせる飄々(ひょうひょう)とした雰囲気が、百合亜役にとても合っていると思います。
桜庭さんとお話すると、普段はかなりインドアの様子で「家で眠ることが趣味です」と言われていたりするので、かなりギャップの魅力を持っていそうだなという印象です(笑)。
百合亜のように大人びていて女性らしさもあるのに、どこか少年のような雰囲気も持ち合わせている、本当に魅力的な方です。
――最後にメッセージをお願いします。
コロナ禍において、ドラマで描けるものとそうではないものがあると思いますし、題材も今後変わっていくと思います。もちろんこのドラマは百合亜の成長物語ですが、この普遍的な家族の話として地に足のついた形を描くことができたと思います。
今だからこそ皆様に見ていただき、それぞれの家族の在り方というものを感じて、考えていただけるとうれしいです。
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